音楽

2018/06/15

【国歌がラブソング】

なんかね、RADWIMPS(ラッドウィンプス)の新曲、「HINOMARU(ヒノマル)」って曲に対して、「軍歌だ」「軍国主義だ」「発売禁止にしろ」なんてぇ意見が出ているそうで、ワタクシ、手に入るうちに確保しておこうと慌てて購入いたしました。

実際に歌詞を読んでみると、騒ぐほどのことではない。CD会社の新手の宣伝にやられたかなと疑ったほどでございます。「台風や津波に負けない、ご先祖からの精神がある」というただそれだけの内容の歌。唯一、「御霊(みたま)」という単語が引っかかったのかなぁ? でも、「御霊=軍国主義」と短絡するのは、チョイト被害妄想が過ぎるかも。

「君が代」を天皇礼参と解釈し、これまたどういう思考回路なのか「軍国主義」だと言って、「君が代」を否定する論もございます。「君が代」という和歌は、明治軍国主義の何百年も前に詠まれた歌であって、年代的には明治政府が利用したという感の方が強い。責められるは明治政府のはずなのに、なぜか「君が代」に批判が起きたりする。これもどうかなぁ?

「君が代」ってのは、一般的に「君主の寿命」と解釈されております。でも、ワタクシは、これ、ラブソングと(個人的に)解釈しております。「小さな石が固まり、大きな岩になり、その岩に苔がつくほどの永遠の時間、それくらい、貴方が長生きしますように」...国歌がラブソングなんて、すごくロマンチックじゃないですか。

日本は、戦前の軍国主義の影響で、戦争や軍隊に関してナーバスになりすぎております。その結果、「戦争はしちゃダメ」という主張で思考停止しちゃってる。いや、「戦争はダメ」なんてのはほぼ全員が思っているわけで、本当は「戦争をしないためにはどうすべきか」が論じられるべきなのですけどね。

「日本の国歌=ラブソング」なんてことを申しましたが、こんなノンビリした国歌の国なんて、世界中でも日本だけ。他の国の国歌は、どこも物騒なのでございます。アメリカ・イギリス・フランス・中国、これらの国の国歌はみんな、戦争による勝利を讃える歌詞が付いております。「国を讃える=勝利を讃える」なのですよ、世界の国歌のスタンダードは。

ドイツの国歌だけは、チョイト面白い。1番の歌詞は「ヨーロッパはぜ~んぶドイツのもの」と歌ってる。2番は「ドイツの女、ドイツのワイン、最高!」って歌詞。3番でやっと、「団結、正義、自由」が出てくる。こんな歌詞なんで、第二次世界大戦後は3番の歌詞のみを正式なドイツ国歌としているそうでございます。

日本の戦争アレルギーを、ワタクシは「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」と例えております。「御霊」なんて語でヒステリーを起こすなんてのは、実に過剰反応、アナフィラキシーショックと言わざるを得ない。あと20年もすれば、戦後1世紀ですよ。もうそろそろ、アレルギーから卒業しましょうよ。

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2018/05/20

【DVDボックスが出たら、買ってしまうかも】

NHK総合の日曜深夜、「ピアノの森」というアニメが放送されております。もうね、4月の放送開始から、このアニメ番組に魅了されております。毎週日曜日の深夜が、待ち遠しくてしょうがないのでございます。

ピアニストの成長ドラマなのですが、そのピアノを弾くシーンの音に、まぁ手が込んでおります。登場人物それぞれに、別のピアニストをあてがうという念の入りよう。さらに、中国人キャラには中国人のピアニストを。劇中のポーランド人、フランス人にもそれぞれポーランド、フランスのピアニストを選定するという拘りよう。

主要キャラの小学生期には、オーディションで選ばれた小中学生のピアニストを起用しているとのこと。放送は今日の分から青年期に入っておりますが、青年期にはまた別のピアニストが用意されているのでしょう。聞き分けられる人ならば、キャラクターごとにピアノ演奏の曲想が違って聞こえるという何ともマニアックなアニメでございます。

さて、もうひとつ驚かされるのは、演奏している場面の手の動きと音が合っていること。押される鍵盤まで正確に再現されております。これは、ひと昔前のアニメでは、至難の業でございました。多分この部分は、楽譜か音声をAI (人工知能)で処理してコンピュータグラフィックスで書き出しているのかも。ここまで鮮やかにやられると、清々しいのでございます。

鍵盤と音が合っているアニメと言いますと、「トムとジェリー」がアカデミー賞を取った作品がございます。YouTube に上がっていますので、アドレスを記しておきましょう。


 

・トムとジェリー「ピアノコンサート」(1946年製作)

https://youtu.be/NW0PxVi1Qfw


 

1946年と言いますと、昭和21年。ちなみに、ディズニーが「白雪姫(1937)」「ピノキオ(1940)」「ダンボ(1941)」といった作品を出して軒並みヒットさせていた頃でございます。日本と戦争をやりながらアニメーションを作っていたとは、とんでもない国に戦争を吹っかけたものでございます。

「ピアノの森」での非常に高度に処理されたピアノの演奏シーンですが、ピアノを実際に弾くワタクシとしては、まだまだその演出には物足りない。何が物足りないかと申しますと、「息づかい」が感じられないのでございます。コンピュータ処理の「現状の」限界が、そこに有るように感じられます。

先日、NHKがガンダムを特集した番組を放送しておりました。そこに出演していた監督さんが、「アニメの動きには、自然に見える『勘所』が有る」というようなお話をしておりました。立ったり、座ったり、寝転んだり、そういった自然な動作を「自然以上に自然に」見せるための独特のタイミングなのでしょう。

「自然以上に自然に」と申しましたが、日本のアニメには、この「自然以上に自然」という感覚が有るのでございます。一種のデフォルメ(変形)でございますね。人の動きを物理の法則通りにコンピュータグラフィックスでアニメ化しても、なぜかあまり自然には見えません。遠近法を正確にコンピュータグラフィックスで描画しても、なぜか奥行きがあるだけの淋しい絵になってしまう。

色には、実際の色と記憶色とが違ってくるという現象がございます。多分、人の動きや情景の見え方にも、同様の事が起きているのでしょう。そんな、自然以上に自然に見せる「勘」を、日本のアニメ職人さん達は、長年、蓄積してきたのでしょうね。日本のアニメが、未だに「手書き」を重要視する理由がここに有るのかもしれません。

ただね、技術はどんどん進化しておりまして、「物理法則で描いたコンピュータグラフィックスに手書きの要素を加えるプログラム」なんてものが、今や当たり前になってきております。いやぁ、恐い、恐い。手書きにこだわったジブリの様な作品が、いつの日か、オートメーションで作られてしまうのでしょうかねぇ?

さてさて、「ピアノの森」の演奏風景の物足りなさ、ワタクシは分かっております。実は、音楽家の動きは、必ず、「放物線運動」や「振り子運動」をしてまして、それが表現されていないのでございます。人間がリズムを取る時って、無意識にこの自然の物理法則に沿って体を動かしちゃうのですよね。むしろ、等速運動でリズムを刻むという作業、これは人間にとって拷問でしかございません。

でも、こんな違和感も、今のコンピュータグラフィックスはすぐに克服しちゃうのでしょうね。今後、コンピュータグラフィックスと手書きの境界線が、ますます曖昧になっていく予感がいたします。では、では。


 

・NHK「ピアノの森」

https://www.nhk.or.jp/anime/piano/

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2018/05/19

【流しという職業を知ってますか?】

西城秀樹さんのネタが続いちゃいますが、iTunes ストアで西城秀樹さんの曲を懐かしく物色しておりましたら、こんな名曲を失念していたことに気がついたのでございます。『勇気があれば』、1979年リリースのバラード系の曲でございます。ちょうど手元に楽譜がありますので、お見せしましょう。

今日のお話は、この『全音歌謡曲大全集』のお話。写真では、本の厚さを見せるために、ちょっと角度を付けて撮影しております。この大全集が、結構お高い。1冊7,000円前後。歌謡曲、演歌、J-POPなど、出来うるかぎりに幅広く網羅されており、5年に1度程度のペースで新刊が発刊されております。

さぁて、どうしてこの本はこんなにお高いのでしょう。収録曲の多さも関係しているでしょうが、それ以外に、この本の楽譜の品質が、かなり影響しております。イントロ・間奏・エンディングを完全に楽譜に起こし、オブリガードと呼ばれるサブメロディも小さく書き入れ、歌詞は漢字縦組の通常の歌詞だけでなく、楽譜の中にも1番から最終番まで書き込んであるというご丁寧さ。そして多分、この楽譜起こしは職人さんの手作業なのでございます。

「耳コピー」というやつですな。職人さんが発売直後のレコード(CD)を聞いて、楽譜に起こしていくわけでございます。そして、省略せず、イントロから間奏、エンディングまで完全コピーしてあるということは、楽譜が読めて演奏できる人なら、原曲を知らずにいきなり楽譜を見ても、ほぼ原曲に近い演奏なり伴奏が出来てしまうのでございます。

このチョイト高めの本、いったいどんな人が買うのか? カラオケ教室の先生や、趣味でカラオケの自習をしたいという人には需要が有ったのではないでしょうか。また、資料としてもクォリティが高いですので、歌謡曲・音楽全般を研究されている方にも重宝したと思われるのでございます。まぁ、ワタクシの様に、ホステスがお客とのデュエット予習のために買ったりもしたでしょうしね。

さて、「流(なが)し」という職業をご存じでしょうか? ギター1本を抱えまして、夜の酒場、飲食店に片っ端から飛び込んでいくのでございます。お客として入っていくのではなく、その店にいるお客に歌を聴かせる、あるいは客の伴奏をしてチップを貰い歩く、そういうご職業でございます。まだ飲食店にカラオケなんか無かった時代には、かなり多くの「流し」の方がいらっしゃいました。

多分、流しを専門職としてやられている(た)方は、耳コピーで新しいレパートリーを増やしていかれたのだと思われます。ただ、最初から楽譜に起こしてある本が有れば便利ですから、当然、この「歌謡曲大全集」も購入されたのではないでしょうかねぇ。

そして、夜の街にカラオケが台頭するに至り、流しという職人さんは淘汰されていき、今やほぼ絶滅の状態。著作権もシビアになってきたので、よけいにやり難くなったでしょうねぇ。ワタクシ、かなり「流し」という職業に肩入れしておりますが、それは、その音楽的即興能力の高さを敬するということもございますが、それに加え、子供の時に同級生の父親が流しだったというのも影響しております。

小学生の低学年の頃、父子家庭の友達がおりました。ワタクシの家が母子家庭というのもあって意気投合、よくつるんでおりました。ただね、ソイツ、絶対に親父の職業を言わないわけでございます。で、ソイツの家に遊びに行くと、いつも「親父が寝ているから静かに」ってソイツが言うわけですよ。ですから、遊び道具だけ持って外で遊ぶことに。子供ながらに、「不思議な家だな」と思っておりました。

ただね、度重なるワタクシの追及に、とうとうソイツがポロッと打ち明けるわけですよ。「俺の親父、流しなんだ」って。流しという職業を、ずっと「恥ずかしい」と思っていたみたいでございます。これがねぇ、当時のワタクシ、「流し」という語を知らなかったので、リアクションゼロ。ソイツの家の中の状況、昼間から寝ている親父、流しという職業、それらの駒が頭の中で組み上がったのは、ワタクシがもっともっと成長した後でございました。

6畳ひと間のボロアパートがソイツの家でございました。まぁ、ワタクシの家も同様ですからお互いさま。で、ソイツの家に入ると、奥で親父が寝ているので、昼間から薄暗いわけでございます。その薄暗さの中に、ひときわ輝くものが! 当時としては珍しく、かつ相当高価であったでっかいオープンリールのテープレコーダーが、ボロアパートとは実にミスマッチングな趣で置かれていたのでございます。

汚いぼろ屋へ入っていくと、そこは最新鋭の地球防衛軍の基地だった! 子供ながらにそんな心境でございました。それくらい、その薄暗さの中で鈍く光るアルミ製リールは近未来的であり、いくつものツマミやメーターはワタクシの子供心をくすぐったのでございます。とっても、とっても、触りたい心境に駆られましたが、それはソイツから、堅く、堅く、戒められておりました。ソイツ、迂闊に触って、親父からド叱られたのでございましょう。

ワタクシが、「流し」という職業に抱くイメージは、その近未来的なオープンリールのテープレコーダーと、ソイツが自分の親父の職業を恥ずかしがっていたという事実、それが全てでございます。子供が恥ずかしがる職業、そして、カラオケの台頭で追いやられた職業。流しという職業には、哀愁を感じるのでございます。それが、ワタクシが流しという職業に肩入れする理由なのでしょうかねぇ。

最後に、著作権について。最近、JASRACが音楽教室にまで徴収しようと息巻いております。音楽から徴収するというのは正当な業務なのですが、音楽に携わる機関ならば、音楽を「保護」「育成する」という観点も持っていただきたいのでございます。「流し」を生業とされている方、街の音楽教室、そういった人達はJASRACへの登録制にして何かしらの救済措置が欲しいところでございます。では、では。

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2018/05/18

【もう少しHでも、ワタクシは大丈夫】

さぁ~て、今日は昨日の続き、あの「ちょっとエッチなビデオ・クリップ」がどうなったか? その顛末記でございます。

このCDが「エンハンストCD」と呼ばれるもので、音楽の他にパソコンデータのオマケも入っております。パソコンデータというかプログラム(アプリ)なので、データ部分はパソコンの機種を選びます。ですので普通、Mac用とWindows用、両方のデータが入っているものでございます。

さて、そのデータ、Macでは再生出来ない。プログラムが古すぎると叱られる。Windowsパソコンで試してみると、取りあえずプログラムは立ち上がるが映像が出ない。CDの発売日が2000年。パソコンにとっての18年の歳月は、ワタクシたちが古代文字や万葉仮名を読むようなものなのでございましょう。

ワタクシ、自宅の押し入れから発掘してまいりました。その当時の「Macintosh PowerBook 1400 G3改」。ワタクシの十分なカスタマイズの入ったその勇姿を、ご覧下さい。

ヒョウ柄の本体にネコちゃんの絵柄という統一感の無さ(笑)。まぁ、どちらもネコ科ですからお許しを。フロントパネルがセロテープで留めてあるのはご愛敬。問題は、確実に15年以上は電源を入れていないこのPowerBookが、息を吹き返すかどうかでございます。

地球帰還直前、凍りついた司令船コンピュータの電源を入れ直すアポロ13のジム・ラヴェル船長のような心境で、ワタクシ、電源を入れてみたのでございます。懐かしい、そして今から思えばややかん高いMacの「シャ~ン」という起動音が鳴り響いたのでございます。

真っ黒な画面を凝視する。次の瞬間、躍り出たオープニング画面がこれ。

おぁ、懐かしい。Mac OS 9.1。当時の最終バージョン。久しく眠っていたハードディスクが、カリカリと音を立てる。機能拡張のアイコンが、画面下でパレードを始める。今の精細な画面と比べるとはるかに荒い画素の文字が、メニューやデスクトップを飾る。何もかも懐かしい。地球圏に戻ってきた宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長の心境でございます。

遊びながら書いているので、顛末記が先に進みませんね。どんどん、先に進めましょう。と、思いきや、画面の右にはプリクラらしきシールの存在が。どれどれ、目を近づけてよ~く見てみましょう。

出た! 20年前のワタクシ。今、ワタクシの脳内では、カーペンターズの「Yesterday Once More」が流れております。あの時の「シャラララ~」や「ゥオウ、オゥ」が、今、昨日のことのように思い出されてくる。♪イッツ・イエ~ストゥデェ・ワ~ンスモ~。

いや、口ずさんでる場合じゃねぇ。CDをドライブに挿入。ウィ~ンと高まるドライブ音。そして、画面に現れるウィンドウ。

出た! 「コイツ、動くぞ」と初めてガンダムのコックピットを覗き込んだアムロ・レイのような心境でございます。アイコンをダブルクリック。画面が暗転。一瞬心配になりますが、高まるCDドライブの風切り音が「今、やってるよ」とワタクシを安心させる。そして、再生されたビデオ・クリップがこれ。


 

(音が出ます、長いです(4分)、画質荒いです)
  http://she-mail.jp/blog/images/bailamos2000.m4v


 

画面をiPhoneで撮影なので、画質は良くないですが、この際、ノーカットでお贈りしましょう。18年前の西城秀樹さん出演の、ちょっとエッチなビデオ・クリップでございます。著作権法に抵触しちゃいそうですが、追悼ということで、どうかお許し下さい。お願いします。m(__)m

ということで、秀樹さんのCDのビデオ・クリップ顛末記でございました。重ねて、西城秀樹さんの冥福を、心よりお祈りいたします。

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2018/05/17

【早いなぁ】

西城秀樹さんが、亡くなられたとのこと。淋しいですねぇ。ワタクシは、バーモントカレーのCMや寺内貫太郎、ベストテンのドンピシャの年代ですから。『Y・M・C・A』の頃は高校生。ブラスバンド部で、さんざん演奏いたしました。

ワタクシのCD棚の中から、発掘してまいりました。西城秀樹さんのCD。それが、この2枚。

(左から)
・『ノエビアCM HIT! コスメティック・ルネッサンス』
・『Bailamos 2000/西城秀樹』


 

右のは、完全にジャケット買いでございます。このジャケットを見たら、「あのヒデキに、いったい何が起きたんだ!」と思わざるを得ないでしょ(笑)。ということで、収録曲も確認せずに買ったCDでございます。

このジャケ買いCD、今確認しましたら、「ちょっとエッチなビデオ・クリップ収録」なんて小さな文字で書いてございます。慌ててMacのドライブに放り込みましたが、現在のOSでは再生できないとのこと。後から、Windowsのパソコンを調達して、試してみるのでございます。「エッチな」と書かれては、確認しないわけにはいかないでしょう。中古Macを使ってでも、見てやるのでございます。

さて、左のは、何ざんしょ? 実は、ノエビアのCM企画で、Winkの『愛が止まらない』を西城秀樹さんがカバーしております。ワタクシは、西城秀樹さんの歌の中では、このカバー曲が一番好き。声質の甘さと誠実な歌い方が実にシックリ来ております。

当時のアイドル歌手は、古いクラシック的ガチガチの発声練習を受けておりますので、歌い方が誠実。最近は、無駄に息を吐き、わざと舌足らずっぽく歌うのが流行でして、まぁ、それはそれで否定はしませんけど、こういった真面目な歌い方も勉強して欲しいなぁ。

『愛が止まらない』の甘い歌声をぜひ紹介したいのですが、曲をネットに上げるわけにもいきませんので、各自検索して見つけて下さいませ。シングルカットもされていて、ひょっとしたら、もしかしたら、YouTubeあたりに転がっているかなぁ。

西城秀樹さん、脳梗塞を患われてからは苦労されたようですよね。最初の発症の直後、まだ会話もたどたどしい時期にテレビ出演されたのを、よく記憶しております。同時期にデビューの郷ひろみさんがまだバリバリに活躍されているのを見ると、秀樹さんの63才没というのは、早いなぁ。ご冥福を、お祈りいたします。

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2017/05/18

【夢は破れない】

お店終えて、自宅へ戻り、お風呂に入った後、おもむろにテレビの録画を見ておりました。NHKの音楽番組『SONGS』、出演は「竹原ピストル」さん。この番組、男性が出演の回はあまり興味が無いのですけど、女優の吉岡里帆さんがナビゲーターということもあり、ちょっと興味深く見ておりました。

気がつくと、30分の番組を3回もリピートしておりました。甘く芯のある声ながら、ややノイジーで、大量の息を吐きながらの熱唱、ビートたけしさんにも似たその歌い方は、ワタクシの琴線にドンピシャでございました。

吉岡里帆さんが上京直後、オーディションになかなか受からずに悶々としている時期、竹原ピストルさんの「東京一年生」という曲に勇気をもらったそうでございます。ワタクシにも、”上京一年生”という時期がございましたから、なんとなくその気持ち、共感するのでございます。

ワタクシの、”1回目”の上京一年生は、バブルの崩壊とともにあっさり終焉を迎えました。スポンサーとして応援してくれていた人が、ある日突然、事業失敗で失踪。東京で一文無しになり、レッスンとかオーディションどころでなくなり、尻尾を巻いて名古屋に逃げ帰って参りました。

それから2年後に、東京へ再チャレンジ。でも、所属していた事務所にも、かつて通っていた演劇学校にも、自分の居場所はまったくございませんでした。ショーパブで働きながら、タバコとお酒の香りにむせるショーパブの舞台で、「居場所はあるんだ」といつも自分に言い聞かせておりました。

名古屋のガチャガチャとした接客に染まっていたワタクシは、東京の気取った接客になかなか馴染めませんでしたねぇ。ショーパブの舞台も、やはり気取っている。何をやっても「悪目立ち」すると言われる。一生懸命やればやるほど、言われる。そんな焦燥感の中で、風俗に移行。その後、名古屋へ戻ることに。2回目の東京一年生は、約5年の月日でございました。

竹原ピストルさんは、歌います。「暮らしづらいのは街のせいじゃない、暮らしづらいのは大丈夫、夢があるからさ」と。ワタクシにとって、東京は、いつも、いつも、暮らしづらい街でございました。夢があったからでしょうか。でも、東京にいて、「夢を捨てる」という選択肢はございませんでした。夢を捨てたまま東京にいたら、多分、敗北感でペシャンコになっていたことでしょう。

東京に居た頃、東京出身の人が羨ましくてしょうがありませんでしたね。地方から上京するというのは、それだけで大きなハンディを背負っておりますから。でも、夢破れて地元へ帰るとき、「あぁ戻る場所が有って良かった」としみじみ思ったものでございます。

若い頃の夢は破れても、今は、別の夢を持ち続けております。例えば、お客さまに幸せな一時を過ごしていって欲しいとか、あるいは、ワタクシのコラムで誰かが楽しんでくれればいい、誰かが感動してくれればいい、そんなささやかな、ささやかな夢でございます。

年取るとね、「大きな夢は必要ないんだ」って気がつきますよね。小さな夢が、そこらじゅうに転がっている。その小さな夢に、誠実に、小さな小さな足取りで臨んでいけばいいんだって気がつくのでございます。竹原ピストルさんは、またこんな歌詞も歌っております。「僕は”人生勝ち負けなんてないんだ”と言う人の人生に、心を動かされたことは、一度たりとも、無い」と。

他人と自分との人生を比較して、何を勝ちとして何を負けとするか、それは難しいことでございます。それを決めているのは、多分、自分の心、自分の価値観でしょ。でも、そんなものは、他の人の価値観で簡単にひっくり返ってしまうもの。そんなあやふやな「勝ち負け」の中で、唯一あやふやでないのは、「勝ちに拘っている自分」ということでございましょう。

元ボクサーの竹原ピストルさんならではの、「勝ちへの拘り」の歌詞なのでしょう。他人との比較じゃ無い、自己の上向きベクトルを再認識させられる夜でございました。「浅草キッド」をカバーしているようで、これもまた楽しみ。楽曲を購入してみようと思います。では、では。

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2017/04/09

【年を取らないと表現できないことって有るよね】

ほんと、久しぶりに「桜田淳子」さんを画面で拝見いたしました。なんかね、柳原可奈子そっくりに(笑)。いろいろ所属団体のゴタゴタはありますが、まぁ、それは置いといて、あのフックラ容姿で、また違ったファン層が増えるかもですよ。

声楽的に言いますと、声を出すには理想的なフックラ体型。痩せてるより、あのくらいの方がいい。だけど、声帯は使っていないと衰えますからねぇ。音域が下がっているでしょうし、「今の声」がどうなっているか、興味津々でございます。

それと、子供さんがいらっしゃるのですよね。松田聖子や岩崎宏美といった人達が、出産や離婚を経験して歌がより魅力的になっていきましたから、これもやはり、どんな歌い方をするのか、興味津々でございます。

さて、フックラで思い出しましたが、ワタクシの体も、ここ最近、フックラとしてまいりました。一時期、低糖質ダイエットで体重が減り、みごと、まんまと、油断したようでございます。リバウンドまで行きませんが、プチリバウンド。いやぁ、食生活、見直さなければ。

さらに、余談。昔、「キャバレー」なんてものが有った頃(今のキャバクラとは別物ですよ)、当時水商売だったワタクシは、よくキャバレーにお客さまを迎えに行ったのでございます。キャバレーのナンバーワンホステスって、だいたい柳原可奈子体型の人が多かったのでございます。

水商売や風俗に携わっておりますと、フックラ体型の子にそこそこの需要があることに気がつくのでございます。よく「腰骨が当たらない程度の肉付き」と言ったりします。それと、フックラしてる子は色白の綺麗な肌の持ち主が多い。これも、魅力のひとつなのでしょう。「肌の白いは七難隠す」なんて申します。

桜田淳子さんの復帰、反対されている人もいるようですが、ワタクシは純粋に、音楽的に、彼女の声、歌い方を聞いてみたいですよね。では、では。

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2017/03/19

【第2次魔球ブームの名作】

朝の爆笑問題が司会をしている情報番組で、侍ジャパンの話題が出ておりました。その話題の中で、太田さんが「侍ジャイアンツ」ってボケたのでございます。まぁ、大笑いしちゃいましたね。ワタクシくらいの年齢だと、実に馴染み深いアニメ番組。ワタクシは、主題歌のEPレコードまで持っております。

こういった懐かしいタイトルを耳にしますと、もう速攻でその主題歌を口ずさむワタクシなのでございます。そうなると、一日中止まらない。朝、口ずさんだ歌が、夜まで続いてる。あ~ぁ、口癖(?)とは言え、面倒くさいったらありゃしない。

同じ歌を何度も歌っておりますと、さらに追及したくなく。「そうだ、楽譜を手に入れよう!」。若い頃のワタクシでしたら楽譜代をケチって耳コピーするのでございますが、今は「金ならチョットはある」と豪語する大人。さっそくネットで検索して、セブンイレブンでプリント購入しちゃうのでございます。

楽譜を見て、今さらながらに驚く。「ほう、この曲、三拍子であったか」と。朝からずっと口ずさんでいるのですよ。と言うか、子供の頃から何度も歌ってる。でも、楽譜を見るまで三拍子という意識がない。三つ子の魂ナントカと言いますが、子供の頃に覚えたことの無意識領域への刷り込みってのは、強烈なのでございます。

一日中歌っておりますと、飽きてきますよね。そうすると、今度はアレンジしながら歌うようになる。もうね、ワタクシの悪い癖でございます。いろいろ試す中でも、良い感じになったのは、ゆっくりテンポのジャジーな「侍ジャイアンツ」。そのジャジーな雰囲気に浸っておりましたら、ある別の曲を連想したのでございます。

ちあきなおみさんの「黄昏のビギン」。この曲、「ビギン」というタイトルではございますが、あまりビギンっぽくない。中森明菜さんや岩崎宏美さんがカバーしておりますが、むしろ中森明菜さんのカバーの方が、ラテンっぽいリズムを取り入れております。

岩崎宏美さんのカバーは、大江千里さんのピアノ伴奏を交えてのジャジーなアレンジ。多分、これが耳に付いていたのでしょうねぇ。この雰囲気と、侍ジャイアンツとが、ワタクシの頭の中でコラボレーションしちゃったのでございます。

え~と、侍ジャイアンツの曲を知らない方には、ほんと、どうでもいいお話でございましたね。まぁ、こんなことを考えて、一日中同じ曲を口ずさんでいた日曜日でございました。では、では。

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2017/02/07

【他の人は、文句言わないのかな?】

ここのところ、著作権のお話をボチボチしておりました。しかし、なんと、自分がその当事者になろうとは! 今日は、そんなお話。

本日の午前中、お店でNTTの工事が入っておりました。光回線をプレミアムちゅうのからネクストっていうのに変えるというので、技術者の方がルーターなどを交換に参りました。当店の光回線には、パソコンなどのネット通信とUSENのチューナーが繋がっております。今や、USENもネット接続の時代なのでございます。

さて、作業も終了し、パソコンの方は、無事に使えるように。回線も太くなり、今までより快調に。しかし、USENの方が音が出ない。技術者の方が時間をかけていろいろ設定を変えて頑張るも、どうもダメ。時間も長くなって申し訳なくなってきたので、ワタクシがUSENのサービスセンターへ問い合わせる事にして、NTTの方には帰ってもらいました。

ネット関係の工事が入ると、だいたいいつも、USENが不調になるのでございます。USENのチューナー、謎が多すぎ。その謎のひとつに、インターネットプロバイダーとの接続を切っているときでも、USENは鳴り続けてるというのがございます。チューナーとUSEN本部のサーバーが直接接続しているみたいで、そのところの仕組みも、謎って言えば謎。それ故に、NTTの技術者の人も、どこでトラブっているのかが分からないようでございます。

ワタクシ、さっそくUSENのサービスセンターへ電突いたしました。いや、電突って言っても、穏やかに穏やかに話しましたよ。すると、ひとつの謎が解明。どうも、USENのサーバーにNTTの「お客さまID」というのを登録しないといけないそうでございます。

このお客さまIDというのは、各回線ごとに割り振られているID番号でございます。USENのサーバーは、この回線のIDを確認して、チューナーの置かれている所在地を特定してから音楽配信しているみたいでございます。

ですので、今回、NTTの工事によってその「お客さまID」が変わってしまっております。それで、USENのサーバーとチューナーが接続出来なかったというのが真相の様でございます。サービスセンターのオネェさんに新しいお客さまIDを電話で告げて、これですぐに復活か? と、思いきや、世の中、いや、USENそんなに甘くはなかった。

「設定変更に、1〜2営業日かかります」とのオネェさんの返事。いや、木村拓哉じゃねぇけと、「チョ、チョ、待てよ!」と言いたくなるのでございます。業務用の機材で、その「1〜2営業日」って何よ。1〜2時間の聞き間違いかとも思いましたが、間違いなく1〜2営業日。もうね、信じらんない。

今や、電話料金の滞納でさえ、コンビニで支払った直後に回線が復活する世の中。USENのサーバーの設定ごときで何日もかかるというのは、もう明らかに時代錯誤。というか、何かしらの「ウラ取り」をしている可能性もございます。NTTに問い合わせて、その「お客さまID」の所在地の確認をしているのでしょうか? だとすると、『HERO』の「久利生 公平」もビックリなのでございます。

ここで名古屋薫、考えた。「はは〜ん、これは、著作権が絡んでないかな?」と。つまり、USENで流れる曲の著作権使用料は、USENの会社が支払っております。その際、多分、接続されているチューナーの台数で金額が決まってきているはず。重要な項目ですので、チューナーが勝手に一人歩きされては困るでしょう。そこでチェックが厳しい、と。

あるいは、USENとユーザーであるワタクシとの契約内容上での問題かも。チューナーがネット接続ということは、全世界、ネット接続出来ればどこででもそのチューナーが使えてしまうということになる。これが、契約上、いろいろ問題があって、結局、チューナーの設置場所を特定する必要があるとか。まぁ、こちらの原因の方が濃厚でしょうねぇ。

さて、お店のUSENが使えないというのは困るのでございます。幸い、3台あるチューナーの中で、今回影響を受けたのは2台。そのうちの1台は最新型でしたので、「バックアップ再生」という機能がありまして、サーバーとの接続が切れていても、チューナー内蔵の音楽を流し続ける機能がございました。

問題は、残りの1台。これがVIPルームに設置してある。このチューナーがウンともスンとも言わない。仕方が無いので、ワタクシのiPodをエンドレス再生いたしまして、それを繋いで音を出しております。う〜ん、著作権的には、アウト。これが、冒頭で述べました「当事者」という意味なのでございます。

本日は、VIPルームの使用はございませんでした。ですので、まぁ結果オーライ。しかし、明日はVIPルーム無料サービスデー。VIPルームの使用は避けられないのでございます。いや、しかし、お客さまに音楽のない淋しい思いをさせる事なんてできましょうか! 名古屋薫、身を呈して、著作権法に抵触する覚悟の上で、VIPルームをお使い頂けるように臨んでおります!

まぁ、明日の昼には復活してるでしょうけどね。こんなことが有りまして、ゴタゴタした1日でございました。では、では。

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2010/12/08

イマジン−夢

 今日12/8は、ジョン・レノンの命日でございます。世界中の様々な場所で、『Imagine』が演奏されていることでございましょう。『Imagine』の歌詞には「You may say I'm a dreamer」とあります。確かに、「Imagine there's no countries, ... no religion too」なんて夢か理想のようなことが綴られております。

「no religion」という歌詞には皮肉ですが、理想を追いかけるのは宗教家の役目でございます。一方、政治家が追いかけるのは理想ではなく妥協点。政治の世界には、理想は存在しないのでございます。そんな現実世界のジレンマを超越したこの歌詞が目指すものは、きっと崇高な精神世界なのかも。では、現実世界に住むワタクシたちには、この歌詞は無意味なの?

 夢を語らなければ、現実を語れない。現実を見据えているからこそ、夢を見続けることが出来る。そして、夢と現実の二点を見定められれば、どちらに一歩を踏み出せばいいのかが分かる。現実も大事だけれど、夢も大事。これは、二点が定まればベクトルが決まる数学の原理と同じこと。

 夢を持ち、現実を把握する。すると、今、何をすべきかが分かってくるということなのですが、ニューハーフ業界の若手を見ていても、やはり、「夢」を持たない人が多い。夢がないから「欲」もない。ひたすら現実にしがみつき、「今が大事」と、若いのに守りに入る人がいる。

 生まれたときから不景気が続いている世代ですから、夢の見方が分からないのかも知れません。そして、お手軽な夢が、ゲーム画面の中で手に入ってしまうので、ますます、現実世界での夢の追求には興味が無くなっていくのかも。

 本当は、若い人の夢は、「大人」そのもので有るべきなのでございます。「あんな大人になりたい」「あんな金持ちになりたい」「あんな地位になりたい」そうやって大人を見上げる目が、若い人の夢であるはず。

 ところが、ニューハーフ業界に限っては、中堅以上のニューハーフが新人ニューハーフの「夢」にはなりにくい。ニューハーフを取り巻く世の中がここ数十年で急激に変化し、若い人と中堅以上では、その育ってきた環境が別世界になってしまったからでございます。

 年配のニューハーフは、若いニューハーフに何を見せてあげられるのだろう、そんなことを時々考えたりいたします。若い人は自分の10年後や20年後を想像しにくく、どちらに足を踏み出せばいいのか分からない。

 だからこそ、何でもいいから「夢」を持って頂きたい。他人から、「君は夢想家だな」と一笑に付されるかもしれない。けれど、少なくとも夢を持っている人は、どちらに歩いて行けばいいのかを知っているのです。

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