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2018/06/27

【悪女、なおもて...】

松本清張の『疑惑』という作品がございます。過去に何度も、映画化・ドラマ化されている作品でございます。先日、尾野真千子・常盤貴子のダブル主演のものをたまたま見まして、「尾野真千子、演技上手いなぁ」と改めて実感したわけでございます。

何度もドラマ化されている作品ですが、さらに来年、米倉涼子・黒木華の主演で、またドラマ化されるそうでございます。悪女を演じる黒木華というのも、また楽しみなのでございます。

さて、この『疑惑」という作品は、女性が男性をたぶらかし、保険をかけて殺してしまうという、保険金詐欺の物語でございます。事実は小説よりも奇なりで、現実にこういった事件は枚挙に暇がございません。どうして「たぶらかされる」のだろうと思っちゃうのですが、そこは女が上手なのでしょうねぇ。

いかに男性の気を引くか、これはひとえに、女性の「優しさ」に尽きるのでございます。この「優しさ」がキモというのは、水商売や風俗も同じ。売るものは「お酒」だったり「ヌキ」だったりするわけですが、その商品の向こう側に「女性の優しさ」を求めて、男性はお店まで足を運ぶわけでございます。

この優しさを商売で使っている分には問題ないのですが、これを犯罪に使うというのは言語道断。ただね、男性がコロッとたぶらかされてしまうのは、女性側の優しさが(それがたとえ演技であるとしても)「本物の優しさ」だからなのでございます。

これは皮肉ですよねぇ。中途半端な優しさしか無かったら、男性も騙されない。犯罪に繋がることも無かったはず。なまじっか本物の優しさという強い武器を持っていたからこそ、それを悪用するという暗黒面に落ちてしまった。鋭い刃物ほど、良いこと・悪いこと、どちらにも強い威力を発揮するというのに似ているのでございます。

ワタクシ、思うのですよ。こういった男をたぶらかして保険金詐欺が出来る様な女ってのは、多分、本物の優しさを持っている人のはず。だったら、水商売や風俗に入ったら、ボロ儲けが出来たはずなのでございます。美貌は必要ございませんよ。本物を持っている人には、見かけのハッタリは必要ないのでございます。

逆の言い方をすると、お水や風俗で、この「本物の優しさ」を持っている人は、強い。人気も出ますし、お客様のリピート率も高い。まぁ、お水や風俗の人気コンパニオンと保険金詐欺の悪女とを同じに見るというのは、甚だ失礼なお話でございますね。お叱りを受ける前に、今日はさっさと退散いたしましょうか。今日は、悪女ほど本物を持っているというお話でございました。

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