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2018年5月

2018/05/29

【生前整理とまではいかないけど】

昨日は、事務所の中がゴチャゴチャというお話でしたが、ゴチャゴチャなのは事務所だけではございません。ワタクシの自宅(兼お店の倉庫)も、当然のようにゴチャゴチャでございます。いや、威張って言うことではございませんね。物が片付かないなぁ。

ワタクシが東京で働いていた頃、久しぶりに実家へ帰りますと、母親が1人で住む自宅の部屋は、やはり物が溢れておりましたねぇ。母親は、特に洋服が多かった。「いつか着てみよう」と思って購入したまま、着るチャンスもなく、新品のまま山積みになっておりました。う~ん、血は争えない。

ワタクシの「いつか○○してみよう」は、本でございます。取りあえず、興味の有る本は迷わず購入。本ってのは、見つけた時に購入しないといつの間にか縁が無くなってしまうのですよね。で、購入して、ザクッと読む。エッセンスの部分だけ集中して読む。パラパラパラッと流し読む。そして、「いつかじっくり読んでみよう」と思ったまま詰まれていくのでございます。

若い頃は速読が出来たのですけどねぇ。「本を斜めに読む」ってやつですね。視力がちょっと悪くなってからは、その速読が出来ない。読書に時間がかかるようになると、ついつい読むのがおっくうになる。でも、興味のある本は多い。そこで、美味しい部分だけツマミ読みということに最近はなってしまいました。

あと、自宅に溜まっているのが、DIY (日曜大工)の資材。小さな金具から、ちょっと大きめのベニヤ板まで。様々な物が溜まっていっております。これは、「いつかお店のあそこを直そう」と購入したまま放置されている資材たちでございますね。時間が経ち、「あれ? これ、何のために買ったんだっけ」というものも少なからず。

この DIY の資材が溜まるのは、ワタクシの体力低下が原因でしょうねぇ。ついつい若い頃の感覚で資材を購入。でも、日々の営業が終わると、電池が切れたように寝てしまう。次の日は朝から掃除洗濯に追われる。その繰り返し。よく考えると、DIY をやっている時間なんてない。楽々徹夜で作業していたり、朝まで飲み歩いていたような若き日々、あれは貴重な日々だったなぁと思うわけでございます。

人生の悔しいところは、若い頃には「この若さが永遠に続く」と思っちゃってるところでしょうねぇ。年を取って視力や体力が衰えた自分なんで、想像もしない。で、年を取ってから気づけることは、若い頃には思いつかない。「この知恵があの頃あれば」と思っても後の祭り。う~ん、人生という RPG(ロールプレイングゲーム)は、巧妙に仕組まれているのでございます。

でね、最近、本のバーコードを読み取って蔵書リストを作れるというアプリが有ることを知ったのでございます。もうね、ワタクシのために作られたようなアプリでございます。いくつか有るようなので、ただ今物色中。以前、FileMaker というデータベースソフトを使って蔵書リストを作ってましたが、まぁ入力が大変。頓挫した覚えがございます。

断捨離というのを考えると、管理するよりも捨てちゃった方がいいのかなぁとも思いつつ、積み上がった本や資材を眺めております。業者に頼んでしまおうかなぁ...では、では。

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2018/05/28

【ズボラのススメ】

東京の水商売で働いているニューハーフの親友がいるというのは、チョイト前にお話しいたしました。その親友、かなり前、当店で働いていたことがございまして、お店の中のことなど詳しいわけでございます。

で、先日、その友人とLINEで会話してまして、こんな様なことを言われたわけでございます。

「かおちゃん(彼女はワタクシの事をこう呼びます)、お店の掃除とかすごく厳しかったのに、事務所の中は凄かったよね、今は綺麗になった?」

え~と、相変わらず、ゴチャゴチャしております。と、言うか、以前より物が増えてゴチャゴチャ度が増している感じが。物っていうのはある一定量を超えると、その持ち主からエネルギーを奪う寄生獣に変わってしまうようで、「明日は片付けよう」と毎日思い続けるあすなろの木(井上靖『あすなろ物語』より)になっております。

テレビの番組で、俳優の高橋英樹さんが生前整理なるものをしておりました。家の中の不要品を、業者を使ってゴッソリ処分してしまったそうでございます。でも、広く空いたリビングルームで「趣味の○○をやりたい」とか言ってましたから、また物が増えていく予感が...物が増える人の性(さが)でございますねぇ。

さて、今日のお話は、物が増えることではなく、「ずぼら」のお話。ワタクシが事務所の中をゴチャゴチャにしているのも、ワタクシがずぼらだから。はっきり言って、飲食業、風俗業には、ずぼらな人、多いです。まぁ、ずぼらがある程度許されてしまう職業でも有りますからね。で、飲食・風俗という人気商売とずぼらとの関係を、紐解くのでございます。はじまり、はじまり~~。

ずぼらにもいろいろありまして、公私すべてがずぼらな人。プライベートはずぼらだけど、お仕事はキッチリしてる人。逆に、プライベートがキッチリなのにお仕事で緩んじゃう人。いろんなタイプがございます。ひとつひとつ、説明して行きましょうか。

まず、すべてがずぼらな人(「ヨゴレ」と言います)。だらしなかったり、時として不潔感が有ったりしますから、人気商売ではかなり苦戦いたします。ただね、絶対数は非常に少ないのですが、お客様の中には熱狂的なヨゴレファンというのが存在するのですよ。「遊び」というものの奥の深さでございますねぇ。

次に、お仕事ではキッチリなのに、プライベートがズボラまくっている人。ワタクシのタイプでございますね。まぁ、人気商売ではよくあるタイプ。売れっ子ホステスに限って自宅がゴミ屋敷、そんな話もチラホラ聞いたりいたします。

では、プライベートがキッチリでお仕事がアバウトな人。これは、プライドの高さが影響していたりいたします。たとえお客様に恥をかいてでも、同僚には絶対に恥をかきたくないという考え方。本人の価値観の問題なのですが、人気商売では苦戦しやすいのです。

最後に、全部キッチリな人。こういう人は人気商売に向いている様に思えますよね。実際、スンナリとそこそこの成績をあげることが出来るタイプです。ただ、潔癖症とか完璧主義者だったりすることも多い。すると、ストレスを溜めやすいのですよね。自分を許してあげることが出来なくて、潰れちゃう場合もある。細かい配慮が必要なタイプです。

取りあえず、ワタクシなりの結論!

「人気商売には、ズボラが必要」

ということですな。頭も使うしストレスも溜まる。時には失敗もある。そんな失敗でも、「まぁいいじゃない」とか「あ~あ、やっちゃった」と自分を許してあげるズボラさが、どこか必要なのですよね。歪みの蓄積を逃がしてやるスキマみたいなものかな。

ただ、先ほどの「お仕事がアバウトな人」の様に、ズボラの使い方が逆になると、いろいろ苦労しちゃったりする。ズボラを持った上で、そのズボラをどう活かすかというのがキモの様でございますね。今日は、ズボラを勧めるお話でございました。だから、事務所がゴチャゴチャしていても良いのですよという結論ですね。では、では。

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2018/05/26

【せっかく世界唯一の精神世界が日本にはあるのに】

アメフトの反則問題、長引きますね。もう、いいんじゃね? 後は検察とかスポーツ関係者に任せておけばいいと思うのでございます。ワタクシの感覚が間違ってるのかなぁ?「ちょっと違うな」と思ったのは、反則を受けた選手側が被害届を出し、それが受理されたこと。まぁ、今回は「故意」であることが濃厚ですからね。

その経緯が、またまたちょっと変な流れになっております。最初、被害者側は、反則をした選手ではなく監督に対して被害届を出したかった模様。けれど、警察がそれを門前払い。そりゃそうだ。監督相手に「傷害罪」は成立しない。そこで渋々、反則した学生に対して被害届を出すも、その学生に対する減刑嘆願書もお願いするという自己矛盾な行い。バカじゃね?

ワタクシ、「だったら被害届を取り下げろ」と言いたいのでございます。要は、謝罪した学生に情が移っちゃったから、その学生は追及したくないのでしょ? でも、監督は懲らしめたいと思ってる。でも、監督を直接懲らしめる方法が無い...だったら、取り下げろと。だって、それが法律だから。

「加害学生をこれ以上追い込みたくない」と考えているのでしょうが、被害届を出せば、どうやったって、出された人は非常に面倒くさいことになる。加害学生を救いたいのであれば、まず、その学生を「蚊帳の外」へ出すのが最良の策。監督やコーチに対する怒りは理解出来ますけど、怒りや憎しみでは動かないというのが司法の原理でございます。

大谷翔平選手が、その礼儀正しさや真面目さで、メジャーリーグで好評価を得ております。大谷選手の人柄も有るでしょうが、もとより、日本の高校野球は、「スポーツ」ではなく「野球道」であることが大きく影響していると思っております。

高校球児が、帽子を取って挨拶する。グラウンドに入る時には、そのグラウンドに一礼。バッターボックスに入る際には、審判に一礼。プレイボール・ゲームセットも、礼に始まり礼に終わる。勝負の場である以前に、精神修行の場であるのが「道」の考え方でございます。

ところがですねぇ、近年の高校野球で、相手選手の足をわざと蹴って怪我をさせようとするプレーがあり、問題になったのでございます。試合中に何度も行われ、監督が生徒を叱責するような場面も無かったので、もしかしたら監督の指示なのでしょうか? 動画が残る時代に、バレないわけないじゃん。

さらに悪いのは、動画として「永遠に」ネット上に残ってしまうこと。たった1回の悪意のある反則が、その人の一生を左右しかねない。高校野球もアメフトも、生徒の未来を考えなかったのでしょうか? 勝てればそれで良かったのか? それらが「教育の場」であることが、信じられないのでございます。

特にアメフトの反則は、下手すると下半身不随にもなりかねない危険な行為。アメフトの監督さんには、子供はいなかったのでしょうか? 反則を受けるのが自分の子供だったらとは考えなかったのでしょうか? 逆に、反則をした学生の精神的な負担やトラウマは考えなかったのでしょうか?

「道」という精神で抑制出来ないので有れば、厳しい罰則を設けるしかありません。渦中の学生さん達の心中を想うと、今回の件はほどほどに幕引きし、次に同じ事が起こらないような厳しいルール改正を早急にするのが、よろしいのではないでしょうか。

関係者の方、マスコミの方、裁判官気取りで真犯人追及したいでしょうが、グレーのまま棚上げし、未来への改善を優先するという選択肢もあるはずです。お願いします。

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2018/05/25

【×世界の警察 ○世界のジャイアン】

アメリカと北朝鮮との話し合いが、白紙に戻ったとか。表工作・裏工作、中・韓・露が動き回っているのでしょうねぇ。こういった事には必ず、表の交渉・裏密約、本音と立前が有るのですから、日本も表だけでなく裏側の交渉や取引をやっているのでしょうか? 外交とか、バカ正直にやっていると、ほんと、割を食うから。

ワタクシ、北朝鮮という国は、かなり「まとも」だと思っております。ある意味、節操が有る。そして、自国の置かれているポジションを良く理解して、それを巧みに利用している。お互いの利害さえ合致すれば、十分おつきあいが出来る国ではないかと思っております。同じ民族なのに、韓国は節操が無く、国民全員がヒステリーの固まり。東側と西側、独裁政治と衆愚政治、両極端な歴史を辿ってしまったなぁ、あの半島。

北朝鮮に「核を持つな」と主張する国の「正義」も、ワタクシは分からない。自分の国が核を持っていて、他国に持つなというのは筋が通らない。そして、歴史は「リビア」という悪例を作ってしまった。核武装解除をした後、いいように内乱を誘発され、欧米の軍事介入がなだれ込む。あれを見ていたら、誰が核武装解除の取引に正義を見るだろうか。

日本は、「拉致問題」「北方領土」っていうカードを持ってますけど、従来のようにただ「取り返す」の一本調子では、足元を見られるんじゃないかなぁ。「これ、諦めるから、その代わり、コレ、どうにかならないかなぁ」といった外交術も有るんじゃね? そのためには、裏工作の話が出来る人を抜擢しないとね。そういうズルさ、日本の外交に有るのかなぁ?

何か、ワタクシ、すごく北朝鮮の肩を持っておりますが、すぐ隣の国ですから、お付き合いしていくしか無いでしょ。締め付けるばかりで変にヘソを曲げられたら、一番影響を受けるのはご近所。地球の裏側のアメリカは、高みの見物を決め込むに決まってる。だから、アメリカさんの「ご意向」とは別に、日本独自の付き合い方も必要かなって思っちゃう。

つうかね、トランプさん、実に奔放に行動されております。日本ももう少し、奔放でいいんじゃね。そもそも、黒船で大砲を突きつけて不平等条約を締結させられてから、アメリカさんにはずっと不平等を押しつけられてる。「貿易摩擦がぁ」と叫ぶトランプさんに、その黒船以来の歴史を語ってやって欲しいな、誰かが。

まぁ、この話題はこれくらいにしておきましょうか。ワタクシ、実に言葉を選びながら書いておりますけど、くたびれた。ということで、失礼いたします。では、では。

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2018/05/24

【それは30分で戻って来るはずの任務だった】

0時00分 0m地点(お店)
0時現在、接客中のコンパニオンなし。電話を留守電に切り換え。コンパニオンにギャラを渡し、レジ本日分を精算。本日の営業終了。化粧品、備品の購入のため、外出。目標スギ薬局。移動手段、徒歩。
0時10分 528m地点
目標物の手前75mで、なか卯で夜食を食べるコンパニオンの1人を発見。普段なら声をかけるが、スギ薬局の閉店時間が迫るため、今回はスルー。目標物へ急ぐ。
0時12分 603m地点
スギ薬局着。先日の店内レイアウトの大幅変更により、目的の商品の索敵困難を極める。店内をグルグルと歩き回ることに。結局、4点購入。発見不能の1点は、後日通販で取り寄せることに。クーポン券、ゲット!
0時49分 528m地点
帰路、なか卯の看板の誘惑耐えがたく、雪女に導かれる旅人のように店内へ。往路で目撃のコンパニオンは既に出た模様。「鰤」という字に誘われ鰤丼を食す。鰤の薄さ、透明感に驚愕す。「この薄く切る技術を、何か他に生かせよ」とは、心の言葉。冷たいお茶が、相も変わらず美味しい。
1時06分 264m地点
帰路の途中、セブンイレブンに立ち寄る。店内設置用のスケベ漫画雑誌を2冊購入。他、生玉子、朝ご飯用の巻き寿司、シュガーシロップなど、数点購入。やはり店内設置用の中京スポーツを購入しようとするも、店内在庫が予定購入数に足らず。この店舗での購入をあきらめる。残された帰路にコンビニは後2店舗。そのどちらかで買えるだろうとの見込み。
1時18分 203m地点
ファミリーマートへ寄る。なぜか、中京スポーツ完売。ここで少し危機感を覚える。お店までの帰路にコンビニは後1店舗のみ。もしその最後の店舗で購入予定数の在庫が揃っていなければ、さらに夜道をさまようことになる。ここで、先ほどのセブンイレブンまで戻って、とりあえず有るだけ購入することに。
1時21分 264m地点
セブンイレブンまで戻り、中京スポーツ3部購入。最後の1店舗で2部以上の在庫が残っていれば、本日の任務完了。帰路を急ぐ。
1時24分 167m地点
広小路葵の交差点。最後の1店舗は横断歩道の向こうに見えている。信号が青に変わり、さあ渡ろうと踏み出したところ、足の下にプニュッとした感覚が! 何かを踏んだらしい。薄暗い中、拾い上げてみる。財布である。開いた口から中が見える。現金は無い模様。病院の診察券らしきものを数枚確認。取りあえず、その財布を手にしたまま横断歩道を渡り、最後の1店舗へ向かう。
1時25分 100m地点
最後の1店舗で、中京スポーツ確保! 購入予定数達成! さて、手の中に残る他人の財布をどうするか? 明日の朝にするか? もし、明日の午前中に外出できなければ、さらに持ち続けることになる。それは気持ち悪い。

お店まで100mの地点。もうお店のビルが見えている。1度荷物を置いてから出直すか? でも1度戻ってしまったら、もう一度出かけるだけの気持ちになるだろうか? コンビニ袋3つとスギ薬局の袋を左手にぶら下げ、右手には他人の財布。最後の1店舗の前で、途方に暮れる。

このまま、交番へ届けることに決心。目標、東新町の交番。移動手段、徒歩。いざ、歩かん!
1時35分 750m地点
東新町の交番着。重たいドアを開ける。誰も居ない交番に戸当たりの大音響が響き、やはり誰も居ないのに恐縮する。イスに座り、テーブルの上の受話器を上げる。お姉さんの声。拾った財布を届けた旨、伝える。すぐに近隣の交番から人を送るとのこと。コンビニ袋3つとスギ薬局の袋をテーブルに並べ、そのまま交番内で1人待つ。
1時45分 750m地点
警察官1人、横の通用口から入ってくる。ガッチリむちむちのいい男。柔道系の体型。気さくに対応してくれる。「拾得物の権利が発生しますけど」とそのいい男。ワタクシ、「いらな~い」にこやかに応える。ワタクシの住所と名前を伝え、権利を放棄する旨、署名して終わり。コンビニ袋3つとスギ薬局の袋を持ち直し、外へ。再び、戸当たりの大音響が響く。恐縮して謝る。
2時05分 0m地点
帰投を完了す。お店を出てから、キッチリ2時間。荷物を降ろし、軽くシャワー。財布を落とした人の無念さを想像し、戻った財布がわずかばかりの慰みになってくれることを祈る。テレビをつけると、大谷翔平がバッターボックスに。夜道を行ったり来たりの暗夜行路でございました。

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2018/05/23

【スッポン、正式名称、何?】

YouTube には生活の知恵みたいなものも多数転がっておりまして、今日も、チョイト助けられたのでございます。

自宅の台所のシンク、排水がちょっと遅め。で、流れていく時に、「ゲボックン、ゲボックン」と空気と水が入れ替わるような音。これは明らかに、排水のどこかが詰まりかけている印。多分、トラップと呼ばれる水が溜まる部分でしょう。日常生活に特に支障はございませんが、この音が嫌! 何とかしたいと思っておりました。

たまたま YouTube で、シンクの排水の詰まりを解消する方法を見つけたのでございます。まず、シンクに出来るだけ熱いお湯を張る。それも、ギリギリ目一杯まで。うちの給湯器ですと、75度が最高の設定。75度設定にしまして、蛇口のハンドルは高温へ目一杯切る。さぁ、お湯を溜めるのでございます。

おぉぅっと、その前に、お湯が流れていかないように排水にフタをしなければいけません。うちのシンク、フタが付いているような上等なシンクではございません。排水のゴミ受けカゴを外すと、「あの道具」が、ちょうどその直径にピッタリはまりそうな予感。ワタクシ、いそいそとその道具を持ってまいりました!

「スッポン」。正式な道具名は何て言うのでしょう? 吸盤に長い柄が付いた、排水の詰まりを直す、あの道具でございます。あれの吸盤の大きさ、それがシンクの排水口の大きさにさも似たり。恐る恐る挿入! ドンピシャ! とは行きませんでしたが、渋々ながらはまっていきます。まぁ、水圧を受け止めるわけですから、ちょっとくらい渋い方がよろしい。

しかし、なんですなぁ、台所のシンクにスッポンが刺さっている様、これは実にシュール。どうせスッポンを使っているのだから、このタイミングでスッポン、スッポンやっちゃえば良いのでは、なんてぇいう誘惑に駆られましたが、ガマン、ガマン。今日の目標は違うのでございます。

吸盤はいびつに曲がり、普段あまり縁の無い場所に突っ込まれているスッポン。しかもちょっと斜めってる。「えぇ、ボク、どうなるのぉ?」とスッポンの心の声が聞こえてきそうでございます 「アッハッハ、これから、お前には、熱湯風呂に入っていただくのだよ、アッハッハッハ」と小さく叫ぶワタクシ。「お前を蝋人形に...」と言いかけて、いや、「蝋だと溶けちゃうし」と自問自答をした後の叫びでございました。

さぁ、お湯、投入! これが、まぁ、何とも時間がかかる。ただひたすら、お湯の水面、いや、お湯だから湯面と言うのか? そんな語は有るの? え~と、広辞苑の、ゆ、ゆ、ゆめ、ゆめ...いや、辞書なんか引いてる場合じゃねぇ! いや、むしろ、辞書引いても余るくらいにシンクの前で待たされてる。ドボドボという音を聞きながら、ひたすら、お湯が溜まっていくのを待っていたのでございます。

さぁ、お湯がシンクギリギリまで来ましたよ。これは、さらに、シュールな情景。普段、シンクに水を目一杯溜めるという事はいたしません。75度のお湯がシンクにイッパイイッパイ。もうね、「シンクにイッパイイッパイ」って語を口ずさんだだけで、口元が緩むのでございます。え? だって、「シンクにイッパイイッパイ」って、何か呪文みたいで可笑しくね?

でも、栓をしたのがスッポンで良かった。75度のお湯ですから、もし柄が付いていなかったら、どうやって栓を抜く? 並々とお湯をたたえたシンクから、スッポンの柄が飛び出しております。ウ~ン、見ようによっては犬神家の一族に見えなくも無い。飛び出している柄に人形のボディだけ取り付けて「犬神家の一族ごっこ」でもやりたい気分でしたが、まぁ、それは次回のお楽しみに取っておきましょう。

スッポンの柄を持ち、グリグリとこじりながら、抜いていきます。お湯が跳ねないように、慎重に、慎重に...吸盤の回りにわずかに隙間が出来る。するとそこから、大きな水圧を受けた水が一気に下方へ流れ出ようとする。その水流を受けて、吸盤が再び下方へ強力に吸い込まれる。戻されるものかとさらに力を入れて引くワタクシ。ほんの数秒の引き抜き作業の刹那、その短い瞬間に、水圧と人間との熱きドラマが凝縮されていたのでございます。

栓を抜くと、一気にお湯が流れ落ちてまいります。溜めるのに30分程。でも抜けるのはアッというまでございます。「内側にこびり付いた油汚れども、この熱湯を浴びるがいい、そして、溶けていくがいい、下水管という奈落の底に落ちていくがいい」、ワタクシ、上向き顔で視線をシンクに落とし、右手を軽く拳に握り、喜悦の眉を開いていたのでございます。

YouTube に載っていたというのは、この方法。出来るだけ大量の、出来るだけ高温のお湯を、一気に流すという方法でございます。効果は、まぁ、それなりにございました。以前の「ゲボックン、ゲボックン」が無くなりましたからね。「パイプスルーとか使えば良いんじゃね?」とか言われそうですが、人間、既存の方法にあぐらをかいてはいけないのでございます。新しい手法に敢えて挑戦するファーストペンギンで有らねば! まぁ、そんなわけ分かんないことを口走りながら、今回は終わりましょうか。お粗末様でした。では、では。

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2018/05/22

【よく頑張った】

新聞のレイアウト、時には、残酷というか、皮肉な配置になることがございます。今日の新聞、方や、50才の日本人女性がエベレスト登頂に成功したという記事。方や、登山家の栗城史多(のぶかず)さんがエベレストの登頂断念後、下山中に死亡したという記事。その対照的な両記事が、同じ紙面に並んでおりました。

栗城史多という人、ワタクシ、8年前にも言及しております。それが、このコラム。


 

【♪君の行く道は、果てしなく遠い〜〜〜】
 http://blog.she-mail.jp/blog/2010/01/post-1fcf.html


 

ワタクシ、8年前のコラムでは、栗城史多さんをちょっと批判的に書いております。死者にむち打つようなことになるかも知れませんが、今、もう一度、批判を恐れず、言及するのでございます。

栗城史多という人、いろいろ賛否両論の多い人でございます。そのチャレンジ精神を讃える意見もあれば、無謀な計画を立てては断念をくり返すだけのパフォーマーだという意見もございます。ワタクシは8年前、彼を「ドンキホーテ」だと申しました。風車に無謀な戦いを挑む、あのドンキホーテでございます。

今でもよく覚えております。8年前の彼のドキュメンタリー、ワタクシ、彼のある言動が気になっていたのですよね。なんかね、心の声を全部言葉に出してた。「辛い」「悲しい」「悔しい」、漫画みたいに、いちいち感情を言葉にしていたのでございます。それも、少し大袈裟気味に。

実感のこもっていないその言葉は、彼の「体裁」だったのでしょうねぇ。「心揺れ動く栗城史多」を演じなければいけないという体裁。登頂を繰り返すも実感は湧かず、勝手に一人歩きし始めた「栗城史多」という名前を、ただひたすら追いかけていたのかも知れません。

8年前のコラムでワタクシは、「目標を達成しても、空虚感が待っているだけ」と書いております。登頂することが目的ではなく、チャレンジしている自分に酔い、それを多くの人と共有するというのが彼の目的になってましたので、達成感はなく、むしろ、登る目標物が無くなったらどうしようという恐怖感はあったでしょうね。

そして、彼は、その目標物の難易度を上げていきます。無謀、ほとんど不可能という計画を立てていくのでございます。山を登り切ることではなく、その山にしがみついていることが目標となってしまっていたので、逆境は厳しいほど絵になるとエスカレートしたのだと思います。山に魅了されたのではなく、自分に賛同する声に魅了されていたのでございましょう。

栗城史多の登山では、「ズルをしたのではないか?」という批判も時々出ております。実際に山に登っている人から見ると、何かしらの違和感が有ったのかもしれません。もちろん真相は分かりませんよ。ただね、昔、超能力少年と言われた子が回りの期待に応えるためについズルをして糾弾された、そんな事件と重なったのでございます。

栗城史多さんの計画の無謀さを批判する声は、いくつかございました。「このまま続けると、いつか遭難する」と警告した登山家もおりました。それらの批判が活かされなかったのは残念でございます。いくつかのスポンサーが付き、登頂を期待する声に背中を押され、けれど、もし達成してしまうと目標を失うという恐怖感、そんな板挟みの悪循環の中で、苦しみ続けていたのかも知れません。

2013年に、彼は凍傷で手の指9本を失います。しかし、落胆するどころか、むしろ高揚してブログなどを綴っておりました。しがみつく逆境がより険しくなったと、喜んだのかも知れません。しかし、その高揚感こそ、彼が一種の依存症にのめり込んでいた証しではないでしょうか。ワタクシには、自傷行為で腕に傷を付ける若者の姿が重なったのでございます。

命を落としたというのは残念でございますが、彼は、これで、楽になったのかも知れませんね。悪循環の中、永遠に登り続けなければならないのかと思っていたかも知れません。かつて「ニートが7サミット達成」と騒がれ、名前ばかりが一人歩きし、それをひたすら追い続けるジリジリした日々。そして、やっと安らかに自分の居場所に落ち着いたのかも知れません。ご冥福を、お祈りいたします。

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2018/05/21

【ビビンバも、ワタクシはほとんど混ぜません】

松屋には「ご当地メニュー」がございまして、名古屋では「きしめん」がメニューに入っているのでございます。今日も、たまたま松屋に立ち寄りましたら、何やら見慣れないポスターが! 「冷やし肉玉きしめん食べるラー油つき」 こりゃぁ、据え膳食わぬはオカマの恥! いや、使い方違うかな? 取りあえず、入店! でございます。

冷やしきしめんに、牛皿の具と温泉卵、キムチを乗せて、食べるラー油を振り掛けたという感じ。ポスターには「よく混ぜてお召し上がり下さい」とあるが、ワタクシ、あえてこれを無視。ほとんど混ぜずに、実食! なのでございます。

いやぁ、混ぜた方が良かったかな、チョイト反省でございます。松屋には時々、こういった「全部乗せ」的なメニューが登場いたします。味の濃いもの薄いもの、柔らかいもの堅いもの、そういったものが統一感なしに盛られていることが多い。そのカオス感を受け入れる覚悟を持った者こそ、この全部乗せメニューを踏破できるのでございます。

ちょっと迂闊だったのは、食べるラー油が思いの外カリカリ感が強かったこと。口の中で、思いっきり主張する。しかも、きざみニンニクが使われている模様。その香りがさらに主張を強くする。若干粗めのカリカリ感が、ツルンとしたきしめんの肌と、相性が悪いのでございます。

カオス感の強い物を食べていると、やはりシンプルなものも口に入れたくなるのでございます。ライス単品、あるいは牛めしミニを追加したいところではございますが、そう、松屋のメニューには、あの揺るぎない伝統があるのでございます。みそ汁が付いてくるという伝統が。

汁物を注文して、ちょっとご飯系が食べたいなと思って追加すると、みそ汁が付いてきてしまう。汁物が重なるのでございます。この問題はしばしば起きまして、ワタクシも以前から指摘しております。しかし、これを「非合理」と叫ぶのはヤボ。この汁物地獄を受け入れてこその、松屋メニューなのでございます。

さて、松屋では、最近、もうひとつの発見があったのでございます。朝定食に「玉子かけご飯定食」が追加! これは嬉しい。そもそもワタクシが「定番朝定食」を好んで注文しているのは、生玉子が付いている最もシンプルなメニューだったからでございます。そして今、その定番朝定食から板海苔とお新香を省いた、玉子かけご飯に特化したメニューが生まれたのでございます。

玉子かけご飯も、ワタクシはあまり混ぜません。玉子と醤油を投入した後は、軽くサワサワサワと箸を入れるだけ。混ざりきって全体が同じになるデジタル的な味わいよりは、ご飯と玉子と醤油が折り重なり連続的に変化するアナログ的な味わい、そちらの方を好むのでございます。

玉子も、白身と黄身を分けて、別々に投入。これで丼内の要素はさらに一つ増えることになり、折り重なりのレイヤーはさらに複雑になるのでございます。箸を進める度、口に運ぶ度ごとに、味わいが連続的に変わっていく。この変化こそが、玉子かけご飯の醍醐味なのでございます。

ただ、最初の攪拌を控えめにしておりますので、丼の下層に至ると、どうしても素の白米が顔を出してくる。しかし、ワタクシの様な猛者はここで怯んだりいたしません。この素の白米をやっつける秘策が有るのでございます。

玉子かけご飯定食を選択した際の「選べる小鉢」の選択、これが秘策でございます。ここで「冷や奴以外」を選択しておくのがキモ。ワタクシのオススメは「とろろ」ですが、まぁ、納豆でも牛皿でもどうぞ。最後の素の白米にかけて、とろろご飯、納豆がけご飯、あるいはミニミニ牛めしとして味わうのでございます。

丼内に拡がる小宇宙、黄身や白身といった銀河が折り重なり、醤油というブラックホールが数々の銀河に絡みつく。そのブラックホールを抜けた先には、とろろや納豆が織りなす新時空が私を包み込む。丼、それは人類に残された最後のフロンティア。丼内の小宇宙に、みなさま方もワープして下さいませ。では、では。

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2018/05/20

【DVDボックスが出たら、買ってしまうかも】

NHK総合の日曜深夜、「ピアノの森」というアニメが放送されております。もうね、4月の放送開始から、このアニメ番組に魅了されております。毎週日曜日の深夜が、待ち遠しくてしょうがないのでございます。

ピアニストの成長ドラマなのですが、そのピアノを弾くシーンの音に、まぁ手が込んでおります。登場人物それぞれに、別のピアニストをあてがうという念の入りよう。さらに、中国人キャラには中国人のピアニストを。劇中のポーランド人、フランス人にもそれぞれポーランド、フランスのピアニストを選定するという拘りよう。

主要キャラの小学生期には、オーディションで選ばれた小中学生のピアニストを起用しているとのこと。放送は今日の分から青年期に入っておりますが、青年期にはまた別のピアニストが用意されているのでしょう。聞き分けられる人ならば、キャラクターごとにピアノ演奏の曲想が違って聞こえるという何ともマニアックなアニメでございます。

さて、もうひとつ驚かされるのは、演奏している場面の手の動きと音が合っていること。押される鍵盤まで正確に再現されております。これは、ひと昔前のアニメでは、至難の業でございました。多分この部分は、楽譜か音声をAI (人工知能)で処理してコンピュータグラフィックスで書き出しているのかも。ここまで鮮やかにやられると、清々しいのでございます。

鍵盤と音が合っているアニメと言いますと、「トムとジェリー」がアカデミー賞を取った作品がございます。YouTube に上がっていますので、アドレスを記しておきましょう。


 

・トムとジェリー「ピアノコンサート」(1946年製作)

https://youtu.be/NW0PxVi1Qfw


 

1946年と言いますと、昭和21年。ちなみに、ディズニーが「白雪姫(1937)」「ピノキオ(1940)」「ダンボ(1941)」といった作品を出して軒並みヒットさせていた頃でございます。日本と戦争をやりながらアニメーションを作っていたとは、とんでもない国に戦争を吹っかけたものでございます。

「ピアノの森」での非常に高度に処理されたピアノの演奏シーンですが、ピアノを実際に弾くワタクシとしては、まだまだその演出には物足りない。何が物足りないかと申しますと、「息づかい」が感じられないのでございます。コンピュータ処理の「現状の」限界が、そこに有るように感じられます。

先日、NHKがガンダムを特集した番組を放送しておりました。そこに出演していた監督さんが、「アニメの動きには、自然に見える『勘所』が有る」というようなお話をしておりました。立ったり、座ったり、寝転んだり、そういった自然な動作を「自然以上に自然に」見せるための独特のタイミングなのでしょう。

「自然以上に自然に」と申しましたが、日本のアニメには、この「自然以上に自然」という感覚が有るのでございます。一種のデフォルメ(変形)でございますね。人の動きを物理の法則通りにコンピュータグラフィックスでアニメ化しても、なぜかあまり自然には見えません。遠近法を正確にコンピュータグラフィックスで描画しても、なぜか奥行きがあるだけの淋しい絵になってしまう。

色には、実際の色と記憶色とが違ってくるという現象がございます。多分、人の動きや情景の見え方にも、同様の事が起きているのでしょう。そんな、自然以上に自然に見せる「勘」を、日本のアニメ職人さん達は、長年、蓄積してきたのでしょうね。日本のアニメが、未だに「手書き」を重要視する理由がここに有るのかもしれません。

ただね、技術はどんどん進化しておりまして、「物理法則で描いたコンピュータグラフィックスに手書きの要素を加えるプログラム」なんてものが、今や当たり前になってきております。いやぁ、恐い、恐い。手書きにこだわったジブリの様な作品が、いつの日か、オートメーションで作られてしまうのでしょうかねぇ?

さてさて、「ピアノの森」の演奏風景の物足りなさ、ワタクシは分かっております。実は、音楽家の動きは、必ず、「放物線運動」や「振り子運動」をしてまして、それが表現されていないのでございます。人間がリズムを取る時って、無意識にこの自然の物理法則に沿って体を動かしちゃうのですよね。むしろ、等速運動でリズムを刻むという作業、これは人間にとって拷問でしかございません。

でも、こんな違和感も、今のコンピュータグラフィックスはすぐに克服しちゃうのでしょうね。今後、コンピュータグラフィックスと手書きの境界線が、ますます曖昧になっていく予感がいたします。では、では。


 

・NHK「ピアノの森」

https://www.nhk.or.jp/anime/piano/

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2018/05/19

【流しという職業を知ってますか?】

西城秀樹さんのネタが続いちゃいますが、iTunes ストアで西城秀樹さんの曲を懐かしく物色しておりましたら、こんな名曲を失念していたことに気がついたのでございます。『勇気があれば』、1979年リリースのバラード系の曲でございます。ちょうど手元に楽譜がありますので、お見せしましょう。

今日のお話は、この『全音歌謡曲大全集』のお話。写真では、本の厚さを見せるために、ちょっと角度を付けて撮影しております。この大全集が、結構お高い。1冊7,000円前後。歌謡曲、演歌、J-POPなど、出来うるかぎりに幅広く網羅されており、5年に1度程度のペースで新刊が発刊されております。

さぁて、どうしてこの本はこんなにお高いのでしょう。収録曲の多さも関係しているでしょうが、それ以外に、この本の楽譜の品質が、かなり影響しております。イントロ・間奏・エンディングを完全に楽譜に起こし、オブリガードと呼ばれるサブメロディも小さく書き入れ、歌詞は漢字縦組の通常の歌詞だけでなく、楽譜の中にも1番から最終番まで書き込んであるというご丁寧さ。そして多分、この楽譜起こしは職人さんの手作業なのでございます。

「耳コピー」というやつですな。職人さんが発売直後のレコード(CD)を聞いて、楽譜に起こしていくわけでございます。そして、省略せず、イントロから間奏、エンディングまで完全コピーしてあるということは、楽譜が読めて演奏できる人なら、原曲を知らずにいきなり楽譜を見ても、ほぼ原曲に近い演奏なり伴奏が出来てしまうのでございます。

このチョイト高めの本、いったいどんな人が買うのか? カラオケ教室の先生や、趣味でカラオケの自習をしたいという人には需要が有ったのではないでしょうか。また、資料としてもクォリティが高いですので、歌謡曲・音楽全般を研究されている方にも重宝したと思われるのでございます。まぁ、ワタクシの様に、ホステスがお客とのデュエット予習のために買ったりもしたでしょうしね。

さて、「流(なが)し」という職業をご存じでしょうか? ギター1本を抱えまして、夜の酒場、飲食店に片っ端から飛び込んでいくのでございます。お客として入っていくのではなく、その店にいるお客に歌を聴かせる、あるいは客の伴奏をしてチップを貰い歩く、そういうご職業でございます。まだ飲食店にカラオケなんか無かった時代には、かなり多くの「流し」の方がいらっしゃいました。

多分、流しを専門職としてやられている(た)方は、耳コピーで新しいレパートリーを増やしていかれたのだと思われます。ただ、最初から楽譜に起こしてある本が有れば便利ですから、当然、この「歌謡曲大全集」も購入されたのではないでしょうかねぇ。

そして、夜の街にカラオケが台頭するに至り、流しという職人さんは淘汰されていき、今やほぼ絶滅の状態。著作権もシビアになってきたので、よけいにやり難くなったでしょうねぇ。ワタクシ、かなり「流し」という職業に肩入れしておりますが、それは、その音楽的即興能力の高さを敬するということもございますが、それに加え、子供の時に同級生の父親が流しだったというのも影響しております。

小学生の低学年の頃、父子家庭の友達がおりました。ワタクシの家が母子家庭というのもあって意気投合、よくつるんでおりました。ただね、ソイツ、絶対に親父の職業を言わないわけでございます。で、ソイツの家に遊びに行くと、いつも「親父が寝ているから静かに」ってソイツが言うわけですよ。ですから、遊び道具だけ持って外で遊ぶことに。子供ながらに、「不思議な家だな」と思っておりました。

ただね、度重なるワタクシの追及に、とうとうソイツがポロッと打ち明けるわけですよ。「俺の親父、流しなんだ」って。流しという職業を、ずっと「恥ずかしい」と思っていたみたいでございます。これがねぇ、当時のワタクシ、「流し」という語を知らなかったので、リアクションゼロ。ソイツの家の中の状況、昼間から寝ている親父、流しという職業、それらの駒が頭の中で組み上がったのは、ワタクシがもっともっと成長した後でございました。

6畳ひと間のボロアパートがソイツの家でございました。まぁ、ワタクシの家も同様ですからお互いさま。で、ソイツの家に入ると、奥で親父が寝ているので、昼間から薄暗いわけでございます。その薄暗さの中に、ひときわ輝くものが! 当時としては珍しく、かつ相当高価であったでっかいオープンリールのテープレコーダーが、ボロアパートとは実にミスマッチングな趣で置かれていたのでございます。

汚いぼろ屋へ入っていくと、そこは最新鋭の地球防衛軍の基地だった! 子供ながらにそんな心境でございました。それくらい、その薄暗さの中で鈍く光るアルミ製リールは近未来的であり、いくつものツマミやメーターはワタクシの子供心をくすぐったのでございます。とっても、とっても、触りたい心境に駆られましたが、それはソイツから、堅く、堅く、戒められておりました。ソイツ、迂闊に触って、親父からド叱られたのでございましょう。

ワタクシが、「流し」という職業に抱くイメージは、その近未来的なオープンリールのテープレコーダーと、ソイツが自分の親父の職業を恥ずかしがっていたという事実、それが全てでございます。子供が恥ずかしがる職業、そして、カラオケの台頭で追いやられた職業。流しという職業には、哀愁を感じるのでございます。それが、ワタクシが流しという職業に肩入れする理由なのでしょうかねぇ。

最後に、著作権について。最近、JASRACが音楽教室にまで徴収しようと息巻いております。音楽から徴収するというのは正当な業務なのですが、音楽に携わる機関ならば、音楽を「保護」「育成する」という観点も持っていただきたいのでございます。「流し」を生業とされている方、街の音楽教室、そういった人達はJASRACへの登録制にして何かしらの救済措置が欲しいところでございます。では、では。

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2018/05/18

【もう少しHでも、ワタクシは大丈夫】

さぁ~て、今日は昨日の続き、あの「ちょっとエッチなビデオ・クリップ」がどうなったか? その顛末記でございます。

このCDが「エンハンストCD」と呼ばれるもので、音楽の他にパソコンデータのオマケも入っております。パソコンデータというかプログラム(アプリ)なので、データ部分はパソコンの機種を選びます。ですので普通、Mac用とWindows用、両方のデータが入っているものでございます。

さて、そのデータ、Macでは再生出来ない。プログラムが古すぎると叱られる。Windowsパソコンで試してみると、取りあえずプログラムは立ち上がるが映像が出ない。CDの発売日が2000年。パソコンにとっての18年の歳月は、ワタクシたちが古代文字や万葉仮名を読むようなものなのでございましょう。

ワタクシ、自宅の押し入れから発掘してまいりました。その当時の「Macintosh PowerBook 1400 G3改」。ワタクシの十分なカスタマイズの入ったその勇姿を、ご覧下さい。

ヒョウ柄の本体にネコちゃんの絵柄という統一感の無さ(笑)。まぁ、どちらもネコ科ですからお許しを。フロントパネルがセロテープで留めてあるのはご愛敬。問題は、確実に15年以上は電源を入れていないこのPowerBookが、息を吹き返すかどうかでございます。

地球帰還直前、凍りついた司令船コンピュータの電源を入れ直すアポロ13のジム・ラヴェル船長のような心境で、ワタクシ、電源を入れてみたのでございます。懐かしい、そして今から思えばややかん高いMacの「シャ~ン」という起動音が鳴り響いたのでございます。

真っ黒な画面を凝視する。次の瞬間、躍り出たオープニング画面がこれ。

おぁ、懐かしい。Mac OS 9.1。当時の最終バージョン。久しく眠っていたハードディスクが、カリカリと音を立てる。機能拡張のアイコンが、画面下でパレードを始める。今の精細な画面と比べるとはるかに荒い画素の文字が、メニューやデスクトップを飾る。何もかも懐かしい。地球圏に戻ってきた宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長の心境でございます。

遊びながら書いているので、顛末記が先に進みませんね。どんどん、先に進めましょう。と、思いきや、画面の右にはプリクラらしきシールの存在が。どれどれ、目を近づけてよ~く見てみましょう。

出た! 20年前のワタクシ。今、ワタクシの脳内では、カーペンターズの「Yesterday Once More」が流れております。あの時の「シャラララ~」や「ゥオウ、オゥ」が、今、昨日のことのように思い出されてくる。♪イッツ・イエ~ストゥデェ・ワ~ンスモ~。

いや、口ずさんでる場合じゃねぇ。CDをドライブに挿入。ウィ~ンと高まるドライブ音。そして、画面に現れるウィンドウ。

出た! 「コイツ、動くぞ」と初めてガンダムのコックピットを覗き込んだアムロ・レイのような心境でございます。アイコンをダブルクリック。画面が暗転。一瞬心配になりますが、高まるCDドライブの風切り音が「今、やってるよ」とワタクシを安心させる。そして、再生されたビデオ・クリップがこれ。


 

(音が出ます、長いです(4分)、画質荒いです)
  http://she-mail.jp/blog/images/bailamos2000.m4v


 

画面をiPhoneで撮影なので、画質は良くないですが、この際、ノーカットでお贈りしましょう。18年前の西城秀樹さん出演の、ちょっとエッチなビデオ・クリップでございます。著作権法に抵触しちゃいそうですが、追悼ということで、どうかお許し下さい。お願いします。m(__)m

ということで、秀樹さんのCDのビデオ・クリップ顛末記でございました。重ねて、西城秀樹さんの冥福を、心よりお祈りいたします。

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2018/05/17

【早いなぁ】

西城秀樹さんが、亡くなられたとのこと。淋しいですねぇ。ワタクシは、バーモントカレーのCMや寺内貫太郎、ベストテンのドンピシャの年代ですから。『Y・M・C・A』の頃は高校生。ブラスバンド部で、さんざん演奏いたしました。

ワタクシのCD棚の中から、発掘してまいりました。西城秀樹さんのCD。それが、この2枚。

(左から)
・『ノエビアCM HIT! コスメティック・ルネッサンス』
・『Bailamos 2000/西城秀樹』


 

右のは、完全にジャケット買いでございます。このジャケットを見たら、「あのヒデキに、いったい何が起きたんだ!」と思わざるを得ないでしょ(笑)。ということで、収録曲も確認せずに買ったCDでございます。

このジャケ買いCD、今確認しましたら、「ちょっとエッチなビデオ・クリップ収録」なんて小さな文字で書いてございます。慌ててMacのドライブに放り込みましたが、現在のOSでは再生できないとのこと。後から、Windowsのパソコンを調達して、試してみるのでございます。「エッチな」と書かれては、確認しないわけにはいかないでしょう。中古Macを使ってでも、見てやるのでございます。

さて、左のは、何ざんしょ? 実は、ノエビアのCM企画で、Winkの『愛が止まらない』を西城秀樹さんがカバーしております。ワタクシは、西城秀樹さんの歌の中では、このカバー曲が一番好き。声質の甘さと誠実な歌い方が実にシックリ来ております。

当時のアイドル歌手は、古いクラシック的ガチガチの発声練習を受けておりますので、歌い方が誠実。最近は、無駄に息を吐き、わざと舌足らずっぽく歌うのが流行でして、まぁ、それはそれで否定はしませんけど、こういった真面目な歌い方も勉強して欲しいなぁ。

『愛が止まらない』の甘い歌声をぜひ紹介したいのですが、曲をネットに上げるわけにもいきませんので、各自検索して見つけて下さいませ。シングルカットもされていて、ひょっとしたら、もしかしたら、YouTubeあたりに転がっているかなぁ。

西城秀樹さん、脳梗塞を患われてからは苦労されたようですよね。最初の発症の直後、まだ会話もたどたどしい時期にテレビ出演されたのを、よく記憶しております。同時期にデビューの郷ひろみさんがまだバリバリに活躍されているのを見ると、秀樹さんの63才没というのは、早いなぁ。ご冥福を、お祈りいたします。

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2018/05/16

【たかが縫い目、されど縫い目】

大谷翔平選手が、メジャーリーグで大活躍でございます。ここ長らくプロ野球なんて興味を失っておりましたが、大谷選手がメジャーへ行ってからはすかさず野球中継を見るようになった、「にわか大谷ファン」の名古屋薫でございます。

久しぶりに野球中継を見ますと、何やら聞き慣れない用語がポンポン飛び出します。特に、ピッチャーの球種が、以前とはガラリと変わっております。スプリットというのは昔のフォークボールのこととか。カーブ、スライダーなんてのはそのままですが、分からなかったのが「フォーシーム」「ツーシーム」という球種。

調べますと、どちらも「直球」のことらしいのでございます。「シーム」ってのは縫い目。フォーシーム、つまり4つの縫い目とは、投げたボールが1回転する間に4つの縫い目が見え隠れするということらしい。同様に、ツーシームは1回転で2つの縫い目が見え隠れする。

縫い目は空気抵抗を発生させますので、見え隠れする縫い目の数がボールの挙動に影響を与え、違った球種になるという寸法でさぁ、ダンナ。たかが縫い目と思いきや、されど縫い目だったのでございます。

さて、ちょっとイメージしにくかったので、実際のボールで確認いたしましょう。と、言いたいところですが、そんな調子よくボールが見つからない。何か丸いものに線を引いて確認しようとしましたが、そんな丸いものも調子よく見つからない。結局、こんなものに線を引いて、確認いたしました。

オッパイ! 丁度、身近に、オッパイが有りましたので、野球のボール独特のあの縫い目を書き込んでみたのでございます。なぜ「なごやん」が置いてあるかって? まぁ、置いといた方が、大きさが分かりやすいでしょ。エッ? このオッパイは何だって? ワタクシのオモチャ箱には、色々なものが入っているのでございます。

写真の「乳首」が横向きの状態ででボールが縦回転すると、4つの縫い目が見え隠れし、フォーシームになる。乳首を上向きに持って縦回転させると、確かに2つの縫い目しか横切らない。ツーシームの直球になるということらしい。こんなことで、ボールの挙動が変わるのですねぇ。というか、この2つの直球を見分けているアナウンサーや解説者が、スゴイと思うのでございます。

さて、ツーシーム、フォーシームを調べておりましたら、なんと「ワンシーム」なんてぇ球種があるとのこと。ここで、ワタクシ、「エッ?」なのでございます。ボールが1回転する間に縫い目がひとつしか横切らない? それは、それは、トポロジー(位相幾何学)的に、有り得ないのでございます。

野球のボールは2枚の瓢箪型の皮を縫い合わせております。縫い目は繋がった輪になっております。では、その2枚の皮を、それぞれ「A」「B」と呼びましょう。目の前を縫い目がひとつ通過する時、見えている皮は「AからB」あるいは「BからA」と変化するわけでございます。さぁ、付いて来て下さいよ。

目の前を縫い目が通過する度に、見えている皮は入れ替わります。そして、ボールがちょうど1回転した時、最初に見えていたのと同じ皮が見えているはず。同じ皮に戻るためには、目の前を横切る縫い目は「偶数」で無ければならないのでございます。

ですから、トポロジー的に、「ワンシーム」というのは、有り得ない! と、屁理屈を言ってはいけませんね。ワンシームのボールの握り方を見ますと、どうもボールを斜めに持っているようでございます。縦横に走る縫い目に角度がつきますので、そのどちらも空気抵抗の影響を受けにくくなるということみていでございます。

まぁ、名前の由来的には「ワンシーム」というのはおかしいのですが、「ツーシームよりもさらに空気抵抗が少なくなる」という意味合いでワンシームになったのかもしれませんよね。野球のボールの縫い目、たかが縫い目、されど縫い目、実に繊細な使い方をされております。

バレーボールとか、サッカーのボールは、頻繁にモデルチェンジされまして、縫い目の形も大幅に変化いたします。それに比べて野球のボールの縫い目は、百年以上も同じ形をしております。これだけ繊細な使われ方をされてましたら、モデルチェンジなんて出来ませんよね。納得なのでございます。

さて、ワタクシに線を引かれたオッパイ、水性ペンなので水洗いで落ちるかなと思いきや、うっすらと青い線が残ってしまいました。今、ワタクシのオモチャ箱の中には、青筋の入ったオッパイが転がっております。まぁ、よりリアルになったかな? では、では。

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2018/05/14

【My Favorite Things、略してMFT、ナンノコッチャ】

最近、ちょっと気になるもの。まず、これ。

「クロレッツ」。何だか分からずに、取りあえず、ルパン三世の絵柄で衝動買い。クロレッツだと知ったのは買った後でございました。どうにもこうにも、この金属製の容器が可愛くて。表面の微妙な湾曲に、やられちゃいましたねぇ。

さて、クロレッツだと分かった後も、その味がどうしても思い出せない。よ~くよく考えてみたら、ワタクシ、クロレッツを口に入れたことが無い! CMで毎日の様に商品名を耳にしておりますので、てっきり経験済みだと思い込んでおりました。ウ~ム、CMのサブマリン効果、じゃなかったサブリミナル効果、恐ろしや。

コンビニに3種類の絵柄が並んでまして、「3種類、コンプリートしたいなぁ」なんてぇ気持ちにもさせられてしまいます。まぁ、カワイイ容器ですけど、3つあってもしょうがない。ここは業者の陰謀には乗らないようにいたしましょう(あ~、でも、買っちゃうかも)。

さて、もうひとつ、最近ハマっているものがございます。それが、これ。

「スリザーリンク」というパズルでございます。毎日新聞の月曜版に乗っているのを解いているうちに、これもハマっちゃいました。そのうち、月曜日が待てなくなり、ネットに転がっている問題を解くことに。そしてそして、問題集の購入にまで至っております。お酒やギャンブルなら深刻な依存症でございますが、まぁパズルでよろしかったですねぇ。

これとは別に、もう何年も前からハマっているのが、これ。

「数独(すうどく)」と言われるパズルでございます。この「数独」という語、海外でも知られておりまして、「sudoku」として多くの海外のサイトが紹介しております。ところが、ところが、この「数独」という名称、パズル会社の登録商標だそうでございます。一般名は「ナンバープレース」あるいは「ナンプレ」と言うそうですが、まぁ「SUDOKU」という東洋的な響きが海外で好まれたのかもしれません。

画像で見ても分かるように、ワタクシがやっているのは数独の日めくりカレンダーでございます。1日1問。パズルを解いた後は、裏がメモ用紙に使えて便利、便利。もう4~5年前から毎年購入しております。

この日めくりカレンダー、最初の方は簡単で、徐々に難しくなっていく。3月くらいまでは楽勝でして、夏から秋にかけて難問がチョロチョロ混じってくる。年末は難問揃いだったりして、中には1時間以上悩み苦しむものもございます。毎年、「年末の忙しい時に~」と思いながら解いております。

若い頃から論理的なパズルが大好きなワタクシですが、現役の頃は、お店で待機中には、こういった論理的なことはやらないようにしておりました。実はですねぇ、パズルを解くとか文章を書くとか、そういった論理的なことをしていると、脳の男性部分が非常に活性化されるようなのでございます。

そんなタイミングで急に選ばれて接客しますと、まぁ、そういう時は苦労する。失敗したりもする。頭の中が切り替わってなくて、顔つきや声が変わっていたりするのでしょうねぇ。そんな経験を経て、脳みそに男性部分と女性部分が有ることを実感したりもいたしました。

今日は、ワタクシのお気に入りの紹介でございました。では、では。

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2018/05/13

【四股名で「星」の字、珍しいなぁ】

今日はね、新聞の記事からいくつか拾い読み。

相変わらず、名古屋城のエレベータ設置で揉めております。とうとう、「差別だ!」と、差別論まで出る始末。困りましたねぇ。「エレベータを付けて欲しい」という主張も有れば、障害者の方の中からも「エレベータは無い方がいい」と言い出す方も出てきております。すべての意見を同じ土俵に上げて、議論すべきだと思いますけどねぇ。

滅多に使わない、娯楽のための施設、そういうことを考えますと、そのエレベータ設置にかかる費用を、駅などのもっと生活に密接した部分に使った方が有効だと思いますけど。「差別」に値するのかどうか、それが今後の論点になっていくのでしょう。

小泉さん、「全電源を、自然エネルギーに出来る」と豪語しております。いやぁ、自然エネルギーの割合を増やすことは出来るでしょうが、いや、「全部」ってのは、無理! 絶対、無理! それを目指したドイツが、いま大変なことになっております。

ドイツでは、自然エネルギーに移行するにつれ、一般市民の電気代がうなぎ登り。「電気の買い取りなんかしてる場合じゃねぇ」とドイツ政府も方向転換。買い取り価格を下げるなどして収拾に当たってますが、相変わらずドイツの電気料金は高値横ばい。自然エネルギー移行の、実に「悪い例」となってしまっております。

小泉さんいわく「震災以後、停電はしていない」と申してますが、これには、電力会社の涙ぐましい努力が有ったのでございます。というか、今の日本で大規模な停電が起きると、かなりヤバイ。日常生活のほぼ全てがコンピュータで管理されてますからね。都市部では、餓死者が出る可能性だって有る。人間の心臓が一時たりとも止まっては困るように、今の日本の電力も「止められない」のでございます。

自然エネルギーに完全移行すると、人間の営みを自然に合わせなければならなくなる。電気は「溜められない」からでございます。これは、24時間態勢で動いている日本の経済では、無理。というか、小泉さん、電気に関する基礎的な知識はあまり持っていらっしゃらない様子。理想を掲げるのはよろしいかと存じますが、現実の勉強ももう少しして頂きたいなぁ。

大相撲が始まりました。土俵の女人禁制に関し、解説の北の富士さんが「本場所はともかく、巡業はいいんじゃねぇか」的な発言をしておりました。巡業で一時的に作られる土俵ってのは、木枠の中に発泡スチロールを詰め、上に土を敷いただけのもの。体育館だったり庭だったり、ショッピングモールの吹き抜けだったり、そんな場所に作るわけで、あまり女人禁制にこだわることもないかと。

でもね、本場所と言えども、名古屋・大阪・九州場所は体育館を利用している。国技館だって、相撲以外のイベントでは、あの土俵が地下に格納されて、その上とは言え、老若男女が土俵の上を素通りすることになる。ゴルフの霞ヶ関カンツリー倶楽部も女性を受け入れましたし、そもそも根拠のない「土俵の女人禁制」からは、そろそろ脱皮してもよろしいのではないでしょうか。

新入幕の「旭大星」、ツルンとした顔立ちでカワイイですねぇ。まぁ、関取に「カワイイ」は失礼かも知れませんけど。でも、年齢を見ると、そこそこの28才。28で新入幕とは、苦労されましたねぇ。今場所、頑張って欲しいのでございます。

こんなことをぼちぼち考えていた日曜日でございました。さんざんな雨降りの日曜日でしたが、明日は晴れるかな? では、では。

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2018/05/12

【断言しちゃいます】

「性転換費用を保険適用に」という話題がございます。以前もこのお話はしましたね。この話題を、長年ニューハーフ業界に身を置くものとして、もう一度、意見させていただきます!

仕事柄、大勢のニューハーフ、女装者を見てきております。結論から申しますと、「女装する人の中で、かなり多くの人が幼少期に十分な愛情を注がれていない」ということでございます。育児放棄や虐待、イジメなどを受けていた人が多いのでございます。幼少期の体験と衣装倒錯、これは絶対に因果関係があると睨んでおります。

ここから推測するに、今、性同一性障害を訴えている人の多く、というか、ほとんどは、本当は「心の病気」ではないかなぁと思っております。しかしながら、診断を下す過程で、こういった心の病気はあまり疑われてない。ワタクシ、批判を顧みず断言いたしますよ。

「今の性同一性障害に対する診断は、かなり多くの誤診を含んでいる」

ワタクシも、20代位までは性転換を考えておりましたよ。カルーセル麻紀さんを羨ましいと子供心に思ったこともございます。でもね、女性として行動する期間が長くなり、一般社会に埋没するにつれ、パンツの中の形などどうでもよくなったのでございます。ワタクシ、さらに断言いたします。

「体の形を変えることよりも、社会への適応能力を高める方がはるかに有効であり現実的」

そしてここに、新たな提案をいたします。本当に「性同一性障害」という診断を下せる人は、ほんの一握りでございます。ですので、最初から「性同一性障害ありき」で診断を始めるのではなく、他の心の病気まで想定に入れた新しい病名を考えるべきでございます。

「性別変更願望症候群」

こんなのはどうでしょう? コミュニケーション障害、うつ病、心身症、乖離性同一性障害、ノイローゼ、こんなようなものが変身願望の病因になることがございます。こういった可能性を極力最後まで見逃さないように、最初からあらゆる可能性を想定した病名からスタートするべきだと思っております。

さらに、マスコミにも問題がある。性転換してうまく行っている人ばかりが脚光を浴びる。しかしその影で、多くの「失敗した、早まった」と後悔している人にはフォーカスを当てない。さらに、「性転換してないけど、上手に異性の性別で社会生活してます」という人も、まったく話題にならない。

性転換手術をしてうまく行っている人しか話題にされない。ですから、変身願望を持つ人は「性転換すれば、私もあんな生活が送れる」と思い込んでしまう。後悔している人、他の選択肢でうまく行っている人、こういった人達を取り上げないマスコミも困りものですが、その風潮に乗りすぎている医学界は犯罪的だと、ワタクシ、断言いたしましょう。

「マイノリティ(少数派)を支援している俺、カッコイイ!」、こんな風潮が世の中に溢れております。同時に、そのマイノリティを批判したりすると、「弱者イジメ」として猛烈な反駁(はんぱく)を買ったりいたします。多数派も少数派も同様に批判出来て初めて、世間一般の「共感」が得られるのだと思いますけどねぇ。今日は、いろいろ「断言」した日でございました。

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2018/05/11

【最近の子はくたびれてますねぇ】

お店終わった後、深夜に、東京の友人とLINEのやり取りをしておりました。東京のお水で働いてるニューハーフで、20年来の腹心の友でございます。いろいろ話しているうちに、「最近の若いのは~」という話で盛り上がってしまい、さすがにお互い愚痴っぽくなっちゃって話題を切り換えたりしておりました。

「最近の若いのは~」という話題は、世界中の職場で、そして古来何千年も、語り尽くされてきているのでしょうねぇ。若い時期は、人生で1回だけ。でも、年を取った時期も、やはり人生で1回だけ。そして、逆方向には絶対に進めない。中高年の愚痴は、若さへの憧憬なのかも知れませんね。

ただね、「最近の若いのは~」という単なる愚痴では説明出来ない時代の変化もございます。特にこのニューハーフ風俗の業界は、ここ数十年で大きく変貌してるのですよね。一番の大きな変化は、入ってくる新人さんが水商売の経験がないことでございます。

ニューハー全盛期の頃は、水商売のニューハーフが風俗に入ってくるというのが普通のコースでございました。当時のお店は、水商売経験が無い人はほとんど採用しませんでしたしね。お水で鍛えられた上質のニューハーフがゴロゴロ入店して来ましたから、シロウトさんの出る幕はほとんど無い状態でございました。

最近は、真逆でございます。応募で来る人で水商売を経験しているという人は非常に少なくなっております。もちろん、お水の経験が無いからと言って風俗の仕事が出来ないわけではございません。条件さえ整えば普通に採用いたします。ただ、お水経験の有る無しで、お客様のコントロールの仕方が変わってきているように感じるのでございます。

コッテコテのお水を経験してきたコンパニオンは、お客様を「コントロール」あるいは「教育」しようといたします。お客様を自分の営業路線に乗せようとするわけですよね。そして、お客様の時にはアウトローな要望も聞きつつ、かつお店にも儲けさせ、かつコンパニオン本人も美味しい思いをする。そんなバランス感覚がございました。

一方、そういった「お客様をコントロール・教育する」という感覚がないと、「ただただお客様の要望を叶えるのがサービス」という先入観を持ちやすいものでございます。そして、時にはお客様に振り回されたり、あるいは過剰サービスの悪循環に落ち込んだりすることもございます。「押したり引いたり」というのが出来なくて、「引っ張り回される」のでございます。

これは、最近話題のセクハラ問題と似てますよね。昔ながらの人は、今まで問題なかったから今後も大丈夫だと思い込む。しかし、それを受ける側の人には、もはや受け皿が無くなっている。そして、ただひたすらお仕事を全(まっと)うしようとして、少しずつ壊れてしまう。若い新人さんが入りますと、こういった行き違いに特に気をつけるのでございます。

さて、こんな心配をするのも、あとどれくらいでしょうかねぇ? 今は過渡期なのでこういった感覚の違いから来る行き違いも発生しますが、時が経てば、お客様もコンパニオンも入れ替わってまいります。そっくり入れ替わってしまったら、行き違いの起きようが無いはず...とは思いますが、きっと、そんなときでも、「最近の若いのは~」と誰かが言っているのでしょうねぇ。これは、人類の究極のテーマなのかも。では、では。

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2018/05/10

【領収書の仕様も、決めてもらえないかなぁ】

「ワタクシは、夜の街で、酔っ払います」

こう書きますと、「そりゃぁ2~3軒ハシゴ酒でもやりゃぁ酔っ払いますよ」なんて思われるかも知れませんが、そうではございません。お酒なしで酔っちゃうのでございます。夜の繁華街、薄暗がりの中に光る無数の電飾看板、あれを見ると酔っ払うのでございます。

これがね、子供の時からの症状。盆踊り会場の赤い提灯とかを見ると、もうお風呂でのぼせたようにボ~となってしまう。光源が点滅しているかどうかはあまり関係が無い感じでございます。薄暗い場所で多数の光が灯っていると、お酒に酔ったような症状になるのでございます。

ですからね、夜の街を歩くってのは大好き。酒代を使わずに酔っぱらえるのでございますから、こんなに経済的なことはございません。ただねぇ、フワ~としてますと、思いがけない失敗をやらかしたりいたします。昨日から今日にかけて、こんな事がございました。

一昨日の夜、お店の営業後の深夜、ドンキホーテへ行ったのでございます。お店のテレビの入れ替えをしてまして、アンテナのブースターや分波機など、早急に必要な物が有ったのでございます。こういう時のドンキっての実に便利。しかも、お店から歩いて行ける距離にある。いそいそと出かけてまいりました。

道を進めるにつれ、次第に街灯や電飾が賑やかになってまいります。当然、ワタクシ、少しずつ酔いが回ってまいります(笑)。ドンキホーテに到着した頃はグデングデン、とまでは行きませんが、かなり高揚した気分。うかれておりますので、そういう時に限って、何かを間違えたり、忘れ物をしたりいたします。

普段から忘れ物をしないようにとは気をつけているのですが、今回は、レシートをもらうのを忘れたのでございます。お店の備品なので、経費で落としたい。でも、レシートがないとそれが出来ない。少額のものならば諦めちゃうのですが、今回は2万円近い買い物。ちょいと悔しいのでございます。

で、本日、ドンキに電話いたしました。昨日のレシートをもらい忘れたのですが、もう一度もらうというのはダメでしょうかと。電話は本社のコールセンターにつながり、そこから名古屋店に手配が進み、今日の夜、もらいに行って来たのでございます。

原票が無いので、「領収書の再発行」は出来ないとのこと。「購入の記録」のプリントアウトをもらってまいりました。まぁ、当然と言えば当然。これで経費として通るかどうかは分かりませんが、無いよりはまし。受け取り、丁寧にお礼を申し上げて帰ってきたのでございます。

カード払いだとこういった心配は無いのですけど、ワタクシはいつもニコニコ現金払い。ですので、領収書をもらい忘れると結構面倒なことになるのでございます。お店の釣り銭用に一万円札をくずして千円札や5千円札をもらいたいというのもありますし、あと、カードは忘れた頃に支払いが来るというのが、どうもワタクシの性分に合わなかったりもするのでございます。

でもね、本当は、財布の中に小銭を入れたくないタイプでございます。お店のお釣りとか、領収書の整理とかがもし無ければ、ワタクシ、ガシガシとカード払いを使ってるでしょうねぇ。いや、カードはもう古い。スマホか腕時計で精算、これでございますね。実際、日本でおサイフケータイが始まった頃、ワタクシは真っ先に飛びつきまして使いまくっていたのでございます。

思い返せば、日本のおサイフケータイは世界でも先陣を切っていたはず。でも今は、完全に中国に周回遅れにされた感がございます。一時期、いろんな仕様が混在した時期がありまして、ウンザリした覚えがございます。こういった競合によるロスが発生しないというのは、中国の様な独裁国家の強みでございますね。特に、この分野は「後発優位」がありますから。

アップルがSuicaを導入したこともあり、今後、「iPhoneで購入」なんてのもやりたいなとも思っております。これも、交通系の IC カードが相互利用できるようになったから。というか、何で、ああいうの、各社が別々に出したかなぁ。ほんと、バカ。コンビニは、いまだに自社の IC カードを作らせようとしてるしね。あぁ、無駄、無駄。

といったところで、長くなったので、ここらで終わりましょうか。ワタクシの領収書整理は、果てしなく続くのでございます。では、では。

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2018/05/08

【パソコンテレビの頃からずっとテレビはSHARP】

店内、各プレイルームにテレビを置いております。この液晶テレビの時代に、お部屋のいくつかはまだブラウン管のテレビが置いてあったりいたします。もちろん、今の地デジは映りません。ルーム内で環境ビデオを映すのが目的なので、とりあえず映ればいいということで古いまま使い続けておりました。

でもねぇ、さすがに、最近、調子が悪くなってきた。あるテレビなどは、電源を入れて画面が映るまでに、かなりの時間がかかる。その「かなり」がハンパない。2~3時間、調子が悪ければ5時間くらい待たされる。テレビ黎明期の時代でも、そんなには待たされなかったのでございます。

まぁ、明らかに故障してますので、火を吹く前に交換しなければと思いまして、今日、午前中、いそいそと行って参りました! ビックカメラ! 古いテレビを全部刷新するつもりで、突撃! 目指すはテレビ売り場! 目標、液晶テレビ3台、確保!

と、まぁ、古いブラウン管のもの、そして液晶だけど地デジ以前の機種(これがハンパないヤツ)、こういったものを全部入れ替えるつもりで、ビックカメラでお買い物でございます。置き場所のスペースなどを考え、持参の巻き尺で寸法を測りながら、3機種決定! SHARPのアクオス2台と、展示品の激安テレビを1台購入でございます。

配送の手配などをして貰おうと店内を見渡すと、アクオスのジャンバーを着た頼もしそうな店員さんがいらっしゃる。年の頃はアラフィフティー(50才前後)かな? 少し渡辺謙に似た顔立ち。胸に「メーカー説明員」という赤い札を下げておりました。

まぁね、アクオスを買うのだから、そのアクオスのメーカーの人にお願いして、ちょっと喜ばせたいじゃないですか。それでなくてもあの会社、近年いろいろ有りましたからね。ということで、その渡辺謙に声をかけたのでございます。

滞りなく配送の手配をしていただき、なんと即日配送、今日の夕方には届けられるとのこと。こういうところ、量販店の強みですねぇ。ネットで何でも買える時代になんとかお店に足を運ばせようとする量販店の企業努力、敬服したのでございます。

さて、お会計も済ませて、帰りしな、ワタクシ、その渡辺謙にひと言かけました。

「メーカーからいらっしゃってるのですか? いろいろ大変でしたけど頑張って下さい」

すると、微(かす)かではございますが、晴れやかな笑みが一瞬、その渡辺謙の顔に浮かんだのを、ワタクシ見逃しませんでした。明らかに「メーカー」という語に反応されたように思えたのでございます。そして、嬉しそうに、ご自身の名刺を差し出して下さいました。ワタクシ、恐縮して、その名刺を受け取ったのでございます。

お店に戻ってから、その名刺を見て、少しビックリ。「メーカー説明員」という名札でしたので、てっきり、SHARPから派遣されて来た社員さんだと思ったのですが、名刺に書いてあった社名は、派遣会社のものでございました。

でも、売り場での堂々とした姿、そして何よりも、ビックカメラの若い店員さん達がその渡辺謙に指示を仰ぎに来てまして、それにテキパキと答えておりました。派遣社員とはいうものの、その売り場ではかなりのベテランの様でございます。それで、ワタクシ、渡辺謙がワタクシの「メーカー」という語に反応したのが、妙に気になったのでございます。

以前は、本当に、SHARPの社員さんだったのかもしれませんねぇ。近年、あの会社、相当数の依願退職者を出しておりますから、もしかしたらその中の1人なのかもしれません。ただね、ワタクシ、売り場での出来事を思い返しますに、渡辺謙の反応に何かしらの「誇り」を感じたのでございます。少なくとも、都落ちをした人の表情ではございませんでした。

社を離れ、今は派遣として業務していても、魂はメーカーに残しているのかもしれませんねぇ。着ていらっしゃったアクオスのジャンパーは、相当に年季の入ったもの。様々な経験や思い入れが、あの、ややくたびれたジャンパーに蓄積されているのかもしれません。坂本龍馬は脱藩しても、魂は常に土佐に置いとりました。渡辺謙の顔と坂本龍馬が、ワタクシの脳内で重なったのでございます。

まぁ、ワタクシの想像(妄想?)ですので、真実は分かりません。SHARPという会社は、上層部のお人好しのために、会社存亡の危機に立たされることになりました。でも、現在、量販店の売り場には、大量のSHARP製品が並んでおります。このまま、なんとか、持ち直して欲しいですねぇ。そして、今だ魂を社に残している人が、もし戻れるような事があれば、ワタクシも嬉しいですねぇ。

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2018/05/06

【中国クオリティと戦う】

キャァ〜〜〜、大事件でございます。VIPルームに置いてある電気スタンド、あれが倒れたのでございます。幸い、お客様が帰られた後の出来事。倒れてきたスタンドをコンパニオンがうまく受け止めてくれたので、大事には至りませんでした。そのスタンドが、これ。

実はこのスタンド、前科がございます。上部の重量に比べて土台が軽め。もとより不安定なのでございます。う〜ん、こういうところは中国クオリティでございますね。以前よりちょいと心配でしたので、ソファーやテーブルで回りを囲み、養生(?!)していたのでございます。

ですが、倒れる時は倒れますねぇ。スタンド上部の電球部分、あれ、首をもたげてますでしょ。長年同じ方向を向けておりますと、スタンド全体がその重さのかかる方向にゆっくりと変形していくようでございます。それで、ガマンギリギリ限界を超えてしまったのでしょう。

さぁ、不備があればその日に解決! 名古屋薫、出動でございます(♪サンダーバードのテーマを各自脳内再生するように!)。ガラスの花びらが1枚破損。でも、今は便利な接着剤があるのでございます。それがこれ!

「ボンディック〜」(ドラえもんの声で脳内再生するように!)。今話題の紫外線で固める接着剤でございます。これがねぇ、とっても強力。従来の瞬間接着剤も強力ですが、あれは面積が小さい部分は不利。しかも衝撃に弱い。ボンディックは「盛る」事が出来るので、面積の小さい部分でもかなり強固に固めてくれるのでございます。

どうですか? よ〜く盛られているでしょ。これくらい盛ると、もう割れる前より強固かも(笑)。もし接着部分を折ろうとしても、多分、他の部分が割れちゃうはずでございます。ほ〜ら、こ〜んな持ち方をしても外れないのでございます。

このスタンド、以前にも倒れた前科が有ると申しましたが、ガラスの補修が出来なくて、泣く泣く捨てた部品がいくつか有るのですよね。ボンディックがもっと早く発明されていれば、捨てずに修理出来たでしょうねぇ。う~ん、残念!(ギター侍の声で、脳内さ...いや、誰?それ?って言われそうかな)。

微妙に変形した電気スタンド本体は、向きを180度クルッと回しました。これで重心が後ろに移る。上部の花びら部分を一度外して、これも向きを変えてつけ替える。これで、スタンドは安心。今度は本体の反り返りが逆になってますので、全体の重心がグググィッと後ろに移動しております。

まぁ、地震国ニッポン、念には念を入れましょう。それがこれ!

壁に鎖で留めちゃいました。え~と、どうしてこんな鎖が急に用意できるのかって? 「こんなこともあろうかと」なんて言いながら宇宙戦艦ヤマトの真田志郎が出してきたわけではございませんよ。それはですねぇ、「ここを直そう、あそこを飾ろう」とワタクシが衝動買いしてはそのまま倉庫で眠っている DIY 部品、それの宝庫が有るからなのでございます。

まぁ、壁際に、余った鎖がダラリと垂れ下がっているのはご愛敬。鎖を切る工具が無かったのでございます。時間の有る時に、金ノコでゴリゴリと切っちゃいましょうか。電気スタンドの転倒騒ぎも、これでひと安心。電気スタンドだけに、転倒(点灯)には縁が有るってか? お後がよろしいようで、♪テケテンテケテケテン、テンツクテンツク、テンテケテケテン。

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2018/05/05

【夜のフルメイク】

事前の予約状況から、「今日は忙しくなるぞ!」と予想できる日がございます。今日もそんな日でございました。

こんな日は、午前中からバタバタと動きずめでございます。掃除機・雑巾がけやりまして、お店の中を順番にセッティングしていきます。ワタクシの神様はイジワルでして、そんなときに限って、電球が切れるとか、バスタオルの山が崩れる(これは、悲しい)とか、イベントを発生させるのでございます。

そんなこんなで、バタバタバタッと準備をしておりまして、今日なんかはギリギリのタイミング。ちょうど準備完了したくらいで、早めのお客様がバタバタバタッと来店されたのでございます。その時のワタクシ、全身ズクズク、顔はスッピン。まぁ、忙しい日の早い時間にはよく有るワタクシの風体でございます。

開店すぐに来店されるお客様は、ズクズクスッピンのワタクシによく出くわすのではないでしょうか(笑)。で、お客様の流れがひと段落したところで、軽くシャワーを浴び、着替えてフルメイク。仮面ライダーよろしく変身するわけでございます。

ですけど、今日は、いつまで経ってもお客様の流れが止まらない。バタバタしているので、迂闊にシャワーも浴びれない。やるべき仕事も溜まっていく。もうね、ずっと、ずっと、お店にかかりっきりでございます。自分の汗臭さに自分で気がつくってのは、相当なものでございますよ。汗臭くてゴメンナサイでした。

やっとひと息つけたのが、夜の8時頃でございました。店内が少しノンビリしたところで、お店のシャワーで汗を流しまして、着替えて、フルメイク、ヘ~ンシンッ、トゥ、でございます。腰ベルトのタイフーンがくるくる回りまして、名古屋薫フルメイクバージョンの完成! 時計の針は9時を指しておりました。

普段は昼過ぎにメイクをして、夜が更けるに従い次第に崩れてくるわけでございます。まぁ、コンパニオンは小まめに化粧直しをいたしますが、ワタクシはフロントだけなので、崩れるに任せたまま。普段なら崩れまくっている夜更けに、フルメイク。何かしら、懐かしい、新鮮な気持ちになったのでございます。

夜の9時にフルメイク、これは、ワタクシがお水で働いていた頃の出勤準備の風景でございます。ここ20年以上、夜にフルメイクするって機会はございませんでした。ですから、ワタクシの潜在意識の底に眠っていたのでしょう。そして、たまたま、夜にフルメイクという組み合わせに喚起されたのでしょう。

何か、すごくいい感覚でございました。忘れていた記憶、懐かしい体験が、フワフワフワ~と沸き上がってきたのでございます。その当時住んでいたお部屋の間取りとかが見えてくる。使っていた鏡台、その上に並んでいた化粧品の数々、すぐ横でテレビを見ている母親の姿、タイムマシンで過去に戻ったようにしばらく夢想しておりました。

懐かしい心地好い記憶のついでに、あまり思い出したくない風景も蘇ってまいりますねぇ。お酒に潰れて、自宅の玄関で寝ていたこととか...まぁ、しかし、今となれば、それも心地好い思い出でございますね。

みなさま方も、定石の行動パターンから離れて、ちょっと普段と違うことをしてみると、思いがけない新鮮な思い出に浸れるかもしれませんよ。お試しあれ。では、では。

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2018/05/04

【中くらいと言ったのは、小林一茶】

卓球の世界選手権、準々決勝で突如、北朝鮮と韓国が合同チームに! 戦わずして準決勝へ進むことに。これってさぁ、もし決勝とかに進んじゃったら、このチームだけ他とは1試合少ないゲーム数で勝ち上がっているわけだよね。不公平だよねぇ。普通なら絶対認められないはずだけど、どうも世界中が南北統一ムードにやられちゃってますね。

これさぁ、決勝まで北朝鮮と韓国が残っていて最後の決勝戦は戦うのをやめましょうなら、まぁ百歩譲って了解できるかなぁ。それでも、2位かをどうするかで揉めることになるだろうし。トーナメントの途中でやらかすってのは、やっぱりダメだよね。明らかに、パフォーマンスとして狙ってたね。

北朝鮮の今までの「やらかし」を知っていれば、今回の南北統一は実に胡散臭く感じるのだけど、それを知らない欧米の人は、ドイツの壁が無くなった時と同じように見ているかもしれませんよね。なんかね、「南北統一はおめでたいことなので、批判しちゃダメ」という空気がある。ワタクシ的には、政治的な策略としか見てない。おめでたくも何ともないし、ルールはルールとしてちゃんとやろうとという感じ。

さて、50才まで現役と言っていたイチロー選手が、ほぼ、引退寸前という状態。まぁ、生涯契約という扱いで、メジャーリーグ的にはおめでたいことだそうですが、な~んか素直に喜べない。アドバイザーとか言われてるけど、どんなポジションなんでしょね? そういやぁ、中日ドラゴンズも落合博満さんがゼネラルマネージャーをやってましたが、あれもよく分からないポジションでございました。

イチロー選手の奥さんは、旦那の節目の試合には必ず球場に足を運ぶそうでございます。今シーズン最後となってしまった試合にも姿を見せていたそうです。そして、記者会見の後、しっかと抱き合ったとか(新聞報道より)。人前で抱き合うとか、日本だと見ている方が小恥ずかしくなりますが、アメリカ生活の長い鈴木夫妻、愛情表現はアメリカ的になっている様子。とにもかくにも、ご夫婦にとってはおめでたい出来事の様でございます。

めでたそうに見えてめでたくないもの、微妙なんだけどご本人にとってはおめでたいもの、とらえ方は人それぞれ、本人が嬉しければそれでいいかな。では、では。

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2018/05/03

【議論の土壌さえも出来ていない】

今日は憲法記念日。っつうことで、憲法に関わる番組がいくつかございました。なんか、与党と野党で、憲法改正に関する討論をしておりました。けんか腰でも構いませんので、普段からこういった話し合いを詰めてもらいたいものですけどねぇ。

大震災以降、国民の自衛隊への意識がかなり変わってきましたよね。やはり自衛隊は必要と思う人が多く、もはや自衛隊が違憲かどうかの議論は必要なくなっております。それを考えると、憲法に自衛隊を明記するってのは、本当に必要かなぁ。自衛隊明記の件は、どうも、アメリカの圧力を感じるのですけどね。

ワタクシが、「自衛隊、不憫だなぁ」と思うのは、PKOで海外へ行ったとき。そもそも日本国憲法ってのは、日本国民を守るための規範でございます。国連の指揮の下、カンボジアでカンボジアの民のために活動している自衛隊にまで日本国憲法が適用されるってのは、どうもワタクシ納得がいかないのでございます。

憲法九条が規定しているのは、侵略戦争の否定。国連の管理下で行っているPKOでは、侵略戦争になりようがない。そのような場合は、他の国の軍隊と足並みを揃えられるような超法規的処置をして欲しいなぁ。平和憲法と国際貢献の大きな矛盾は、自衛隊の寡黙な献身で埋められている状態でございます。

テロなども有りますし、今や、平和憲法を持っていても、どんな形で日本が(あるいは日本人が)戦争に巻き込まれるかは分からない時代。普段から、助け、助けられという近所づきあいはしておくべきでございます。日本だけ、孤高の平和主義を通すのは、難しい時代なのでございます。

非戦闘地域とかで誤魔化さず、堂々と国民を説得させるパワーと開き直りが行政にあるといいのですけどねぇ。国民の支持を得るために「非戦闘地域」なんて言い出し、でも日報にはありのままを書かなくてはならない。国内では戦闘が無かったことになってるから、自衛隊か官僚のどこかが「日報を捨てろ」と忖度する。パソコンやネットに痕跡が残る時代に、バレるとは思わなかったのでしょうかねぇ?

日本国憲法の改正を議論する前に、まず、分かりやすい口語訳を、全党協議の上で制定しましょうよ。小学校高学年くらいでも読めるような内容で。制定するだけなら国民投票も必要ないでしょ。それを国民が皆、じっくり目を通した上で初めて、どこをどう変えるべきか・変えないべきかを議論するべき。どちらにせよ、憲法の口語化は、いつかはやらなければならないのですから。

そして、先ほどの平和憲法と国際貢献の矛盾のようなことも、勇気を持って堂々と開示すべきでございます。そういうとこ誤魔化しているから、憲法改正の議論がなかなか核心に触れないでいる。まぁ、誤魔化すとか審議拒否とかは、与党も野党も同罪、どちらも自身の政権下でやらかしていますから。でも、アメリカの圧力とかは明からさまに言えないだろうから、それは料亭でコッソリと落とし所を見つけていただければよろしいかと。

そうそう、最後に、憲法26条の「教育を受ける権利」のところ、あそこは条文を追加した方がよろしいでしょうね。「義務教育はこれを無償とする」の後に「ただし、給食費は除く」という一文を(笑)。26条を根拠に給食費を踏み倒している人、いっぱいいるでしょ。あそこは、まず修正すべきでございますね。名古屋薫、ここに修正案を提出いたします。では、では。

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2018/05/02

【ちょっと毒があるくらいが一番美味しい】

TOKIOの記者会見を、店番をしながらチラチラ見ておりました。なぁ~んか違和感があるのは、「何であの人達、当事者でもないのに謝ってるの?」ってこと。高校野球で、部員の1人が不祥事したのを他の部員が謝ってるようなものでしょ。おっかしいよねぇ~。

会見での4人の話を聞いていると、何となく話の筋書きが見えてきたのでございます。もうね、アルコール依存症じゃん。そして、以前から注意されていたとのこと。こりゃぁ本人が悪い。他のメンバーがな~んにも謝ることはない。でも、あの4人に謝らせちゃう日本て国の空気は、ほんと、どうかしてる。

ビートたけしのフライデー襲撃事件の際、彼の母親は「あんなバカ息子、死刑にしてください」と言い放ったのですよね。後々、母親が「私があそこで庇ったら、世間が許さないだろ」と言っていたそうでございます。身内の対応はこれが正解でしょ。TOKIOの4人にも、もっと毅然と山口を突き放して欲しかったなぁ。涙を流して共感するのは、プライベートでそっと行えばいい。

さて、女の子の方も若干の批判を浴びております。それをセカンドレイプだと猛反発する人もございます。先日申し上げましたが、未成年なら無条件で「10対0」の責任というのは、どうも納得がいかない。拉致・誘拐されたわけでもない。女性の方から男性に出向いている。女性あるいはその親御さんの責任は、やはり議論されるべきだと思っております。

ワタクシは、昔、芸能界を少~しかじっておりまして、東京で歌・ダンスのレッスンを受けておりました。あるバレエの先生(男性)が、役をもらう代償として性的なサービス(男色系)を求められたという話をチラッと聞いたことがございます。ワタクシがニューハーフだったので話しやすかったのでしょう。そして、そういう話は、トップレベルではチョイチョイある話なのだろうなと想像いたしました。

ハリウッドの大プロデューサーが、セクハラで訴えられました。女優抜擢の代償として、何かしらの性的取引があったのでしょう。マーロン・ブランドも、撮影時にレイプまがいのことをしていたことが、今ごろになって暴露されております。

水商売と芸能界には、ある程度の割合で「枕営業」が存在しております。その枕営業でのし上がっていく人もいれば、まったくの実力で登って行く人もございます。ただ、あまたライバルを出し抜くためには、「枕営業も辞さない」くらいの気迫を持っていることは明らかであって、そういう人が生き残れる世界、そうワタクシは思っております。

テレビ朝日の記者のセクハラ問題も同様ですが、かつては「○○も辞さない」という気迫で自分の仕事に臨む人達の世界がいくつもございました。男性側が強要するシーンもあれば、女性側が「女の武器」を使うシーンもあったでしょう。当時はそれを、お互い納得ずくの「取引」として行っていた、そういう時代だったのでございます。

時は流れ、「○○も辞さない」なんて感覚は無い新しい人が増えております。一方、因襲を「取引」としか考えられない古いタイプの人も残っております。そういった両者が巡り会うと、そりゃぁ揉めるのは必至。「今までOKだったことは、もうOKではない」と、古いタイプの人が自覚するしかないでしょうねぇ。

最後に、チョイト、ワタクシの心の片隅にあるものを吐露いたしましょうか。「○○も辞さない」くらいのアウトローな意気込みが、世の中の各分野の水準を上げていたのは確か。きれい事で固めてしまって、足がすくんだ人達が、余分なことを言わない、余分なことをやらない、そんな空気では何事も停滞してしまうのではないでしょうかねぇ。必要悪ならぬ「必要毒」とでも言うのでしょうかねぇ。では、では。

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