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2017年8月

2017/08/18

【不倫を辞書で引きますと】

昨日購入した『FRIDAY』を、チラホラ読んでおります。

「不倫史30年」と称して、これまで掲載してきた数々の不倫激写のいくつかを、再掲載しております。「不倫」は「悪」なんでしょうかねぇ? 確かに、不倫を”された”方は、悲しいですよねぇ、憎いですよねぇ(経験者は語る、テヘ)。逆に、「不倫は文化だ」と言い放った勇者もございます。

「貞操」を辞書で引きますと、「異性関係の純潔を守ること」なんてございます。「純潔」ですかぁ。次に「純潔」を引きますと「性的に無垢なこと」とございます。じゃぁ「無垢」を引きましょう。「身心の汚れていないこと」とございます。ということで、「不倫=身心が汚れている」という結果になるのでございます。

そもそも、不倫であるかどうかの線引きは「婚姻関係」であるかどうかでございます。この「婚姻」っていうのも、人間が作り出した価値観。どうして婚姻という「縛り」を設けたかと申しますと、「相手を独占したいから」ということではないでしょうか? つうことは、婚姻なんて制度は人間のエゴから生まれた制度。じゃぁ、不倫という自分勝手(エゴ)な行動に走ったところで、何を責められましょうか?

屁理屈はこのくらいにしましょうか。自分が不倫をされたときの事を思い出すと、そりゃぁ絶対に許せないと思いますが、でも、引き止めるだけの魅力が自分に無かったという自虐的な考え方も出来る。不倫は身心が汚れているという結果が出ましたが、でも、人を愛しているときの気持ちは、婚姻関係でも不倫でも、「純粋」なんですよね。

芸能界なんて、楽して金を儲けて気持ち良くなろうという人物ばかり(異論は認めん!)。そんな非常識な人達が作り出すもので、ワタクシたちは楽しませてもらっているのでございます。でしたら、芸能人は、思いっきり非常識な方が楽しめるというもの。ワタクシは、芸能人の不倫やトラブルなど、大歓迎でございます。それくらいはみ出している人の方が、面白いものを作れると思いますよ。

最期に、もう一つ。出版社に集団で殴り込んで傷害事件を起こしても復帰する芸能人もいれば、淫行事件を起こしたまま二度と復帰できないでいる芸能人もございます。復帰出来るか出来ないかの線引きは何か? これは「現場(テレビ局など)が復帰を要求しているかどうか」でございます。

「現金」を辞書で引きますと、「利害関係によって、その態度・主張を変えること」という意味もございます。まさにその通り。芸能界という世界は「現金」な世界。従って、芸能人の不倫問題も、それがどの様に扱われるかは、すべて利害関係のなせる結果。テレビなどの芸能番組は、ちょっとナナメに見るくらいが丁度いいのでございます。

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2017/08/15

【本当の狂気は、狂気に見えないからややこしい】

フルボッコという語がございます。意味というか語源は、「フルパワーでボッコボコ」とのこと。そのフルボッコされた後に、「今日のところは、これくらいにしといたるか」と威勢を張るギャグがございます。吉本新喜劇、池ノめだかさんの持ち芸でございます。

ミサイルの国の急な手のひら返しも、正にこんな感じ。裏で何が有ったのでしょうねぇ? まぁ、トランプ氏との言葉のやり取りも、どちらも子供の喧嘩の様な言い合いでして、そのあまりのレベルの低さに、「これは本当の子供の喧嘩なのか? それとも、一般人の計り知れない高度な政治的駆け引きなのか?」と迷うほどでございます。

ワタクシは、ミサイルの国は「狂気」ではないと思っております。ちゃんと「大ごとにならないギリギリの場所」にミサイルを撃ち込んでおります。もうね、ほんと律儀。その律儀さが、中東のテロとは違うのでございます。ある意味、空気を読み、騒いだ後のシナリオをちゃんと考えてる。

この時期に、米国大統領がトランプ氏だったというのは、幸運だったのかも。ミサイルの国の偉い人もトランプ氏も、同じタイプ。ハッタリ上手なのでございます。同じタイプだから、お互いに相手のことがよく分かる。ブラフをかけるタイミング、引くタイミングなど、危なっかしい者どうし阿吽(あうん)の呼吸が出来ていたのかも知れません。

ミサイル騒動、ひと段落するのでしょうか。落ち着いちゃうと、もう「ミサイルの国」って呼べなくなっちゃうかな。ミサイルをあれだけ正確に飛ばす技術があるのだから、その技術をもっと他のことに使えそうなんですけどね。

でもね、ワタクシ、思うのですけど、ミサイルの国がやってるようなヤンチャは、無視するのが一番。ミサイルを発射しても、どこの国もニュースにしないというのがいい。騒いじゃうから「味をしめちゃう」のですよね。日本のマスコミも、ちょっと騒ぎすぎ。

さて、皆さん、どんなお盆を過ごしていらっしゃいますでしょうか。ワタクシは、連日の掃除・洗濯で、クタクタになっております。営業終了後、深夜にファーストフード店へ行くと、見慣れない人が1人でてんてこ舞いになってる。お盆で、人手が足りず、どこからか駆り出されたのでしょう。あぁ、ワタクシと同じだと思いながら、ノンビリ牛丼を待つ夜食のひとときでございました。

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2017/08/12

【サタデー・ナイト・ボチボチ】

甘酒、甘酒って叫んでいたら、こんな商品を見つけたのでございます。

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まぁ、興味半分でアイスキャンデー甘酒を購入。食べてみましたよ。印象としては、あまり、美味しく、ないかな...甘酒プチブームに乗っかっての販売なのでしょうが、なんか微妙な味。「どうしてもこれが食べたい」と思うほどではない。森永さん、ゴメンナサイ。

同じ森永からは、フリーズドライの甘酒も販売されております。パーケージデザインは、アイスキャンデーと同じ。

170812_amazake_fdこちらの甘酒も美味しいのですが、先日ワタクシが紹介した大関の甘酒に比べると、ちょいと違う。ワタクシは、大関の方を押すのでございます(個人の感想です)。

甘酒には、二種類ございます。森永のものは、米麹から作った物。製造過程でアルコールは飛んでしまいますので、完全なアルコールフリー。一方大関のものは、酒粕から作った物。こちらはほんのわずかにアルコール分を含んでおります。

わざかなアルコール分のせいでしょうか、ワタクシは大関の方が馴染みやすいし、毎日飲んでいても飽きない。ただ、ガラス瓶のが大量に溜まっていくというのが、困りもの。資源ゴミとして出してしまえばいいのですが、なんか、もったいないなぁ。

お中元などで頂いたプリンなども、きちんとしたガラス製の容器に入っているものがございます。本当に簡易な容器のものもあれば、底をぶ厚くした本格的なコップ仕様のものまでございます。ああいったものも、もったいないからと取っておいても、あまり用途がない。で、結局捨てちゃう。本格的に作ってある物ほど、もったいない気がする。ウ~ン。

話は変わって、斉藤由貴。なんか懐かしくなって、斉藤由貴のCDをあらためて聴いておりますが、この人の声は可愛らしいねぇ。そして今も、可愛らしいまんまに自由奔放に行動していらっしゃる。そりゃ、医師も惚れるワ。斉藤由貴さんには、変に弁解せず、堂々と不倫を続行して頂きたいのです。

さらに話は変わって、朝までテレビ。田原総一朗氏が「国民には、国を守る義務がある」と言えば、ウーマンラッシュアワーの村本大輔氏が、「絶対に戦争に行くことがない老人に言われても、ピンとこない」と答える。エヘヘ、面白いですねぇ。こういったやり取りが出ることが、この番組の存在価値でございます。結論ありきではなくディベート重視の番組、今では貴重なのでございます。

「国民に国を守る義務がある」と言ってしまうと、徴兵制に繋がる。若い人は反発するでしょうねぇ。ワタクシたちは、警察や消防に自分の平穏な生活を守って貰っているわけで、その恩恵を受けながら警察や消防の存在を否定するってのは矛盾してますよね。同様に、自衛隊のあり方を論議するのは結構なのですが、存在を否定するってのは矛盾だと思いますよ。

でもまぁ、大げさに「義務」って言ったのは、田原総一朗さんのディベートテクニックでしょうね。わざと過激な言葉を使い、それに反応して貰うことで、ディベートが盛り上がる。長年やってらっしゃいますからね、場慣れております。

こんなことを、ボチボチ思った、今日一日でございました。では、では。

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2017/08/11

【三つ子の魂百までと申しますが】

中部地方では、『探偵ナイトスクープ』が金曜日深夜に放送されております。と、まぁ、これは”本場”近畿地方と同じなのでございますが、多分、本場より1ヶ月くらい遅れて放送されております。で、本日の放送が、「童謡『グリーングリーン』を歌うと泣いてしまう女性」からの依頼でございました。

童謡の「グリーングリーン」を歌い始めると、その女性はなぜか涙が止まらないとのこと。どうにか泣かずに歌えるようにならないかという依頼なのでございます。この曲で、どうして泣いてしまうのか、本人にも分からないそうでございます。その泣き方がハンパない。どんな潜在意識が働いているのでしょうねぇ?

ただね、この女性、不思議に思えるでしょうが、ワタクシはちょいと違う。ワタクシも、泣きはしませんが、この曲には暗~いイメージしかない。この女性の反応に、ワタクシは共感しまくりでございました。そして、原因が分からないところも全く同じ。自分と同じ人がいて、少し安心したのでございます。

多分ワタクシは、この曲をNHKの「みんなのうた」で聞いている。記録によると、放送されたのはワタクシが5才の頃。この頃、何が有ったのかなぁ? かなり若い頃からこの曲への独特な感覚を感じていたので、原因は幼少期にあると思うのでございます。「みんなのうた」が怪しいかなぁ?

探偵ナイトスクープに依頼した女性も、原因が全く分からないそうですが、ワタクシも同じ。歌詞はまったく覚えておりませんでしたので、歌詞に反応しているとも考えにくい。メロディーかなぁ? 原曲はアメリカのフォークグループが作曲したとのこと。特に独特な音階が使われてるって訳でもなさそうでございます。

これで思い出したのが、ピアノ買い取りのコマーシャルが流れると、赤ん坊が泣き止んで画面に見入ってしまうというお話。これも、なんか説明がつかないみたいですが、ほんと、実際に赤ちゃんが興味津々で画面に注目してしまうそうでございます。なんとも、不思議、不思議。

「蛍の光」という曲。これはもともとスコットランド民謡。音楽的に言うと「ヨナヌキ音階」の「長調」の曲。ヨナヌキ音階というのは、日本の民謡・歌謡曲・演歌などに広く使われていて、日本とは親和性が高い音階。そして長調というのは、明るい響きを持つ音階のこと。

自分で演奏すると分かりますが、この曲を「暗い響き」で伴奏をつけるのは難しい。いや出来ないことも無いけど、もうほぼ別の曲のようになってしまう。つまり、本来「蛍の光」ってのは非常に明るいメロディーラインの曲なのでございます。

でも、この曲を聴くと物悲しい気持ちになるのは、この曲が「別れ」「終了」の時に限って使われるという「刷り込み」が有るからでしょう。ベートーベンの第九交響曲に年末のイメージが張りついているのも、この刷り込み現象に他ならないのでございます。

ワタクシの幼児体験で、「グリーングリーン」に何が有ったのでしょうかねぇ? 「グリーングリーン」という歌詞の響きがダメなのかなぁ? 真相は闇の中なのでございます。でも、自分と同じ人がいたことで、何かホッとした夜でございました。では、では。

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2017/08/10

【祝日、増えたね】

さぁて、お盆休みに突入の人も多いと思われます。で、明日(8/11)が祝日なのにハタと気がついたわけでございます。

「あれ? 海の日ってこんな時期だったっけ?」なんて思いながら日めくりカレンダーを見ますと、「山の日」なんて書いてある。むむ、初耳、いつから始まった? ワタクシの許しも得ず! とまでは思いませんでしたが、ちょいと検索してみたのでございます。

ほほぅ、昨年から始まってるのですか。昨年の同時期、出勤シフトを作っているときに気づいているはずなのですが、その時はスルーしちゃってますねぇ。日々の雑用に追われ、好奇心を失うというの、いけませんねぇ。反省、反省でございます。

ウィキペディアに因ると、当初は8/12の予定だったとか。しかし、この日付、有名な航空機事故の日付と同じ。しかも航空機が山に墜落した日を「山の日」にするとか、実にいろいろな意味で危なっかしい設定。で、8/11に最終決定したそうでございます。

「お盆」と言っても、昔ながらの年中行事を行う人も少なくなりましたしね。ワタクシが子供の頃、「お盆に海へ行くと引き込まれる」と言われ、お盆期間中は海水浴厳禁でございました。今は、そういった事、気にする人はどれくらいいるのでしょうか?

盆踊りも、騒音問題で街中では難しいと聞いております。何やら、全員がイヤホンを付けて曲を聴く「サイレント盆踊り」なるものも存在するようで、世知辛くなりましたねぇ。夜、無音の中で、大勢が踊るとか、まるでホラー。子供が見たらひきつけを起こしますよ(笑)。

さて、山の日の影響で、大型連休になっている人も多いとのこと。みなさま方、どんなお休みの過ごされ方をするのでしょうか。当店は、お盆期間も、連続、ブッ通しの通常営業。よろしくお願いします。

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2017/08/09

【心情的には参加、でも大人の付き合いがあるから】

今回も、先日紹介した『モチベーション大百科』からの引用でございます。その中から「リーダー気質」の項の実験でございます。


リーダー気質の実験

初対面の学生を集め、4人ひと組のグループを10個つくり、さらにそれを、AチームとBチームに分ける。Aチームには4人で協力して数学の問題を解いてもらう。そしてチーム内で、リーダーを決めてもらう。Bチームは問題は解かず、Aチームの様子の録画を見て、「誰が各グループのリーダーにふさわしいか」を決めてもらう。


ちょいと分かりにくい実験ですが、要は、4人ひと組のグループで、「自分たちでリーダーを決める」のと「客観的にリーダーを決めてもらう」場合の違いを実験したものでございます。そして、次の様な結果が出ております。
 
 ・A、Bともに、ほぼ同じ人物がリーダーとして選ばれている。
 ・必ずしも数学の能力の高い人が選ばれているわけではない。
 ・一番最初に発言した人が、リーダーとして選ばれている。
 ・リーダーの最初の提案が、94%の割合でグループの答えとして採用。
 
これを受けて、こんな結論を導き出しております。

「最初に発言する人は、発言力が高まりやすく、リーダーにもなりやすい」

「言い出しっぺ」がリーダーになってしまうわけでございます。ただ、その言い出しっぺが、必ずしも能力が備わっているわけではないというのも、注目ポイント。そして、その言い出しっぺの提案が、かなり高い確率で盲信されてしまうという、ある意味、怖ろしい結果が。

そこで、今日の本題

「核禁止条約」に、相変わらず日本は参加しておりません。これには「核保有5大国」と言われる、アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国も不参加。保有国の不参加は当然として、「被爆国の日本がどうして?」という声は、国内外から発せられております。

まぁ、いろいろ大人の事情があるのでしょうね。ひとつには「北大西洋条約機構(NATO)」という軍事同盟。これに加盟している関係で、カナダやドイツは核禁止条約には不参加。あと、「核拡散防止条約」なんてのもございまして、この条約では核保有5大国が特別扱い。そんなこんなございまして、核に関わりの強い国が軒並み、核禁止条約に不参加となっているみたいでございます。

そこで、冒頭の実験を思い出して下さいませ。ここで、日本が「言い出しっぺ」となるのは、非常にまずい。特に実験結果の2行目、「必ずしも能力の高い人が選ばれているわけではない」ということ。そう、国際的リーダー資質の弱い日本が、どうぞ、どうぞとばかりに前面に押し出されてしまうのは、困るのでございます。

つまり、「核禁止条約」には「平和を希求」なんていう甘い理想論で参加は出来ないのでございます。アメリカの核の傘の恩恵を受けている日本。その日本が、もし、言い出しっぺになったら、こりゃ広告塔の様に利用されてしまう可能性もある。核保有国(特にアメリカ)との対立にもなりかねない。そんなことを考えますと、そりゃ「不参加」は、致し方ないですよね。

日本が参加できないといのは、ワタクシも残念だと思いますよ。まぁ、大人の事情、大人の付き合いということでしょう。『モチベーション大百科』では、冒頭の実験の説明の最期をこんな言葉で締めくくっております。

人々は自信たっぷりな人を積極的に信頼し従おうとします。でも、その人が一番能力があるとは限りません。自信家を盲信して、本当に才能のある人を埋もれさせないように。
う〜ん、トランプ大統領の顔が浮かんで来ちゃったのは、気のせいでしょうかねぇ。では、では。

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2017/08/08

【今でも、夢の中なのでしょうか?】

老人を自転車に乗せ、ひたすら雨の日も風の日も走らせ、日本中を何周もさせる、そんな老人虐待の極悪番組(笑)がNHKにございます。「こころ旅」なんていう番組名でございまして、視聴者からの手紙を読み、思い出の地まで自転車で行くという番組でございます。

その番組の主役が、「火野正平」さん。良い感じで年を取られましたよね。極悪番組のおかげか、お年の割には強い脚力をお持ちのようで、まだまだ元気に日本列島を何周も出来そうな雰囲気でございます。

ワタクシが最初に火野さんを見たのは、子供の頃に見た学園ドラマの生徒役ではなかったでしょうか。「ちょい不良」って感じの役で、何か気になる役者さんでございました。「ちょい不良」って役柄が、「この人、本当に悪い人じゃないの?」と子供心に思ったものでございます。

そして時は流れ、ワタクシの思春期の頃。そう、過敏な過敏な思春期でございます。その時期に、火野正平さん、浮き名を流す話題が連日のようにテレビを賑わせておりました。当時、過敏なワタクシはその報道を見て、「やっぱり、この人、本当の悪人だ! 不潔! 大っ嫌い!!」と反応したわけでございます。

思春期での刷り込みがございますので、その後、時代劇などに出演する火野正平さんを見ても、イメージは最悪。そんな悪いイメージを持ったまま、何十年も時間は経過するのでございます。で、ワタクシは、「こころ旅」で火野正平さんと”再会”するのでございます。

「こころ旅」で疾走する火野さんは、それまでのワタクシの印象とはかけ離れておりました。火野さん自身が年を取られたというのもありますが、それ以上に、ワタクシが年を経て様々な経験をしたからでございましょうね。

思えば、思春期の頃は純粋でございましたね。今は、と申しますと、まぁ、愛し、愛され、振り、振られ...こと恋遍歴に関してはいろいろ経験をして参りました。

動物の様に人を好きになり、本人にも周りにも大迷惑をかけたこともございました。また、犯罪まで犯してワタクシのために尽くし愛してくれた人もございました。相手に迷惑になるからと、ただただ人魚姫のように言葉を飲み込んだワタクシの片想いもございました。

自分がいろいろ経験しちゃってると、とても火野さんの若い頃を責められないですよねぇ。いや、むしろ、実感いたしました。

「火野正平さんは、自由なんだ」

と。

人を愛することに自由で、正直な人なのでしょうね。たまたま若い頃は「浮き名を流す」ということになり、純朴なワタクシにとっては「不潔感」以外の何ものでも無かったのでございます。今、自分の身が穢(けが)れだらけになりますと、その自由さ、正直さが、人としての魅力に見えて来たのでございます。

さて、お話の本題は、ここから(長ぇ前置きだな、笑)。政界、芸能界と、不倫騒動が連発しておりますが、その中のひとり、「斉藤由貴」さんのお話。ダブル不倫とか言われちゃってますが、その斉藤由貴さん、アイドル時代に不倫の歌を歌っているのでございます。

『AXIA~かなしいことり~』という曲。歌詞の内容は、「彼がいたことを言えなかった、二度と会えなくなりそうで」「でも、あなたと同じあの時に、私も恋に落ちたの」「今では、あなたを好き」「でも彼とは別れられない」「それでも、あなたを忘れない」「これから誰を愛しても、ふたりは胸が痛いのね」

と、まぁ、こんな歌詞。いやぁ、ドロドロ。こんなドロドロの歌を、アイドル時代に歌っていたのでございます。でも、曲調は当時のアイドルっぽいコロコロとした可愛い感じの曲。こんなかわいい声で、こんな可愛い顔して、ドロドロの歌を歌わされる。まぁ、その頃のアイドルにはよくある事でございます。

斉藤由貴さんの不倫の詳細は知りませんが、やはり、自由で正直な人なのかも知れませんよ。そして、今も美貌を衰えさせず、青春時代のように自由に生きられる、そんな生き方、女優さんなら許されるかなぁ。むしろ、そんな人に女優をやって貰いたいなぁと、ワタクシは思う次第でございます。ですので、ワタクシ、完全な斉藤由貴擁護派でございます(キッパリ!)。

不倫はさ、個人の問題であって、お仕事をキッチリやっていれば、あまり責める事もないんじゃないの? 政治家でも同じような騒ぎがありますが、やはり仕事で評価されるべきで、不倫騒動で進退問題まで発展するというのは、いかがなものでしょうか? むしろ、人間ぽくって、いいじゃないと、”汚れちまった悲しみ”だらけのワタクシは、思うのでございます。

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2017/08/07

【和歌 vs ロックンロール】

昨日は、日本人とアメリカ人の感性の違いってのに、少し触れておりました。そこで今日は、別の角度から、その違いを紐解くのでございます。題材は「百人一首」。ピーター・J・マクミランという方が百人一首を英訳しておりまして、その中から「小野小町」を選びましょう。では、はじまり、はじまり~~~。

まず、歌の紹介から。

花の色は うつりにけりな
いたずらに
わが身世にふる
ながめせしまに

「桜の花の色はすっかり色褪せてしまったなぁ...長雨が降り続いて空しく日々を過ごしている間に」という意味でございます。この歌には、もう一つの意味がございますが、それは後ほどに。で、これを英訳するとどうなるか? これでございます。

I have loved in vain
and now my beauty fades
like these cherry blossoms
paling in the long rains of spring
that I gaze upon alone.

結論から申しましょう。元の小野小町の歌、これは「はぐらかし」の集大成でございます。一方、ピーターさんの英訳はともうしますと、これが実にダイレクト。一点の曇りもなく、写実的に表している。では、1行目から紐解いて行きましょう。

まず、英訳の1行目、いきなり「I have loved in vain」と来ちゃいました。いやぁ、シビレル! ロックだねぇ! いきなり本題に入っちゃいますか! 実は、この歌には意味がもう一つございます。「私の容姿はすっかり衰えたなぁ...空しく恋に時を過ごし、もの思いにふけっている間に」という意味が隠されているのですが、それをズバリ、最初に、言っちゃいますかぁ。いやぁ、ロックンロール!

一番大事なことを最初に言うのは、住所表記でも現れてますよね。欧米の住所は番地やストリート名から先に記述して、州とか国はいちばん最後に書く。日本は逆。大まかな区分から記述し、徐々に細かく書いていく。やはり、アメリカ人、ロックなんですよ。まず、ハートの叫びがあり、細けぇ説明は後でいいんだよっていうノリなのでございます。

この歌には「はぐらかし」が有ると申しましたが、それを一つ一つご説明いたしやしょう。まず、和文では、自分の「容姿」に関して言及しておりません。あくまでも主題は「花=桜」でございます。その桜の色褪せを語りながら、「私の心情を勝手に想像してね」っていうスタンスなのでございます。

歌に二つの意味を持たせたため、和文には二つの「時間軸」が重なっているのでございます。ひとつは、桜が色褪せる春の日の数日間という時間軸。もう一つは、若い頃から恋遍歴を重ね今は年老いてしまったという小野小町の人生。桜が色褪せた数日間を自分の人生に投影するという、実に繊細かつ壮大な重ね合わせが有るのでございます。

まだまだ有りますよ~。歌に二つの意味を持たせるため、ところどころ言葉のマジックをしているのでございます。「ふる」は「(時を)経(ふ)る」と「(雨が)降る」の二つの意味が。「ながめ」には「眺め」と「長雨(ながめ)」との二つの意味を含ませております。同音異義語が多い日本語ならではの、「掛詞(かけことば)」というテクニックでございます。

和文、第三句の「いたずらに」という語。この語は、この歌のキーワードなのでございます。英訳でも冒頭に現れた「vain」という単語がそれ。「無駄に」「空しい・儚(はかな)い」という意味でございます。この語が、桜の色褪せを表すとともに、作者の心情も表している。

そして、この「いたずらに」が歌のまん中に配置されているというのも、ミソ。小野小町のニクイ演出でございます。「いたずらに」が、「うつりにけり」に掛かっているのか「世にふる」に掛かっているのかを、はぐらかしている。桜の花も儚いけど、私の人生も儚かったなぁと、「いたずらに」という語が歌全体にベールを掛けるように色づけているのでございます。

和文は、はぐらかしの集大成。一方、英訳は、隠れた主題をいきなり登場させ、オーバーラップされた二つの意味、二つの時間軸は、それぞれ別に書き連ねる。ですので、一文一文の表現や時制は明瞭。余談を挟む余地は無し。まぁ、英語でも”はぐらかした表現”は出来るのでしょうけど、英訳者のピーターさんは、難解な詩になるのを恐れたのかも知れませんね。

長くなっちゃいましたが、いかがなものでしょう? 日本語の表現ってのは、古来から「はぐらかし」の集大成なのでございます。特に「心情を赤裸々に語らず、はぐらかすのが風流」という考え方がございます。一方、英語の表現というのは、ダイレクト。表現がロックンロールなのでございます。

昨日は、日米の「融和」というお話をいたしましたが、分かり合うためには、相手のことをよく知ることも重要でございます。はぐらかすのが美徳とする日本、ダイレクトに表現するアメリカ。この違いを吸収するのは、お互いの相手への理解でございます。と、長くなってしまいましたので、この辺でお開きにいたしましょうか。では、では。


参考文献
『英語で読む百人一首』
 ピーター・J・マクミラン英訳
 文春文庫 ¥740+税

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2017/08/06

【8月が来ると...】

先日のバラエティ番組で、第二次世界大戦直後に、広島に家を建てようと尽力したアメリカ人がいることを知ったのでございます。フロイド・シュモーという人だそうです。アメリカで募金を集め、賛同者を募り、日米の政府を説得し、原爆投下の4年後に最初の2棟が完成したそうでございます。

賛同者の中には、多くの日本人も含まれていたそうでございます。その後、広島に21棟、長崎にも多くの家を建築。朝鮮戦争直後の韓国、エジプトの難民救済、そんな活動もされたそうでございます。

話は変わって、ハワイの真珠湾に、アリゾナ記念館という施設がございます。日米開戦のきっかけとなった場所でございます。その記念館に、折り鶴が展示されているそうでございます。広島で被爆し、12才で亡くなった佐々木禎子さんが病床で折った、実物の折り鶴でございます。

その折り鶴の展示には、やはり原爆投下に縁の有るトルーマン大統領のお孫さんが、尽力されております。リメンバー・パールハーバーを掲げて建てられたアリゾナ記念館は、今やそのテーマを「パールハーバー・トゥ・ピース」「融和」へと大きく転向しております。かたや、広島の原爆資料館も、今や「平和記念資料館」と名前を改めております。

戦争の起点となった場所、終結となった場所、その二つが折り鶴で繋がり、かつ、惨状を訴える施設から平和を希求する施設へと、どちらも変貌を遂げております。また、シュモーさんの家、アリゾナ記念館の折り鶴、日米の多くの賛同者の「融和」が有ってこそ、こういったものが実現しているのでございます。

日本は「因果応報」「自業自得」の思想が根強いですので、他者を責める前にまず自らを責める傾向がございます。しかし、アメリカ人はそういう考え方はいたしません。「やられたらやり返す」の思想。だから、当然、「日本は謝罪と賠償を求めているはず」と考える。

原爆投下という史実を平和を希求するための礎(いしずえ)とし、日米の融和が有り得るとしたら、まず、日本人とアメリカ人のこの間隔の違いを埋める必要がございます。そのための第一歩。昔から議論されてきている、次の話題に終止符を打つべきでございます。

「原爆投下は、必要だったのだろうか?」

もうね、必要だったかどうかは、どうでもいいのでございます。この史実を、これからどう生かすかが重要なのでございます。ですからね、昨年、オバマ大統領が広島に来訪されたとき、安倍首相には、「これを機に、原爆が必要だったかどうかの議論はやめましょう」と言って欲しかったなぁ。

まぁ、でも、まだ戦争の関係者が生存していらっしゃいますしね、こういったセンセーショナルな発言は、難しいでしょうね。時間が解決するのかも知れません。史実は受け継ぐ、しかし恨みは自分の所で断ち切る。これが出来るかどうかですけどね。では、では。

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2017/08/05

【暑中見舞い、かな?】

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ワタクシのパソコンのデスクトップでございます。モニタが二つございまして、左側には日本地図、右側には世界地図が背景になっております。この二つの地図、表示されている雲の映像は、人工衛星から撮影された実際の雲の映像。3時間ごとに更新されるのでございます。

気象予報士の仕事場のようなデスクトップでございます(笑)。注目は、左側の日本地図。台風5号が九州沖に鎮座しております。だいたいですねぇ、雲の形なんてありふれておりまして、たま~に変わった雲にお目にかかれると、ワクワクするのでございます。

ですから、台風なんかが来ますと、もうね、衛星画像を見ながらワクワク...おっとっと、不謹慎でございますね。ここ連日、台風の被害を心配しつつ、その画像を興味シンシンで見入っております。でも、まぁ、巨大で速度が遅いとか、いやな台風でございます。

子供の頃から、雲を見るのが大好き。雲の形から何かを想像するってのはよくある遊びでございますが、ワタクシの場合は、その想像したものの物語が頭の中で始まるのでございます。ワタクシの白昼夢癖は、こんな所から培われていたのかも知れません。

衛星画像も面白いですが、実際の雲にはかないませんね。風が強くて、刻々と形の変化する雲とか、もう最高! 雲ひとつないピーカンの青空とか言いますが、雲が無い空なんて、実に無意味。ピーカンの空に、わずかにポツンと浮かんだ小さな雲を見つけたりすると、それだけで気分は上機嫌。

夏の風物詩、入道雲ってのは、それを直下で見上げますと、その大きさ、その高さに驚くのでございます。そして、直下にいるということは、しばらくすると、夕立に見舞われるということ。ムクムクと起き上がり、そして激しい雨を浴びせかけるあの雲を称して「入道」とは、よく言ったものでございます。

秋の空は高いと言います。秋になり気温が下がると、空気中の水蒸気が少なくなり、空ははるか上空まで見通せるようになるのでございます。上空の強い気流に翻弄(ほんろう)され、薄く、長く、たなびく秋の雲も、またワタクシのお気に入り。

さて、秋の雲が見られるのは、いつ頃でしょうか? 蒸し暑い風が続くこの時期でも、間隙を縫うように、爽やかな秋風が通り過ぎて行くのを感じたりいたします。秋風は、夏の勢いが衰えるのを虎視眈眈と狙っているのかもですね。

暑い日が続きますが、水分を十分にとって、ご自愛くださいませ。では、では。

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2017/08/04

【NHK、お前もか】

池上彰さんの番組を放送していたので、チラリチラリと見ておりました。ゼロ戦の写真が写されましたが、なんかこれが怪しい。不明瞭で色がどす黒く、翼や胴体の日の丸が赤くない。なんとなくゼロ戦風な機体だけど、なんか変。

で、胴体の日の丸の中に、うっすらと「★」のマークが?? ★のマークは連合軍の機体では? 機体尾部の形も、ちょっと違うような気がするし。ゼロ戦の画像なんて山ほど有るのに、どうしてあんな怪しい画像を使ったかなぁ。

スタッフが戦争を知らない世代なのは当然だけど、だからと言って間違えて良いわけではない。いや、間違いと言うよりも「怪しい」。★のマークがうっすらと見えているのが怪しい。何か特殊な機体なのかも知れないが、そんな特殊な画像を持ってくる意味が分からない。

テレビの間違いと言えば、日本テレビの大間違いがございます。自衛隊のPKO活動の様子だと言って紹介された映像。ブルーのヘルメットの部隊が、銃を構えていて、どう見ても”戦闘状態”の映像。でもよく見ると、肩に中国の国旗のワッペンが。

そのニュース番組、国連の中国部隊の映像を自衛隊だと言って放送してしまったのでございます。単なる間違い”かも”しれませんよね。で・も・ね、中国部隊の映像なんて、わざわざ探さないと見つからないでしょ。同じ映像を使い回すテレビ局が、どうしてこの時だけ、わざわざ探してきた?

銃を構えている映像が欲しかったのかな? なんてゲスの勘ぐりもしてしまいますが、まぁ、単なる間違いとしておきましょう。スタッフも疲れていたのでしょう。これがわざとやったのだとしたら、ニュース番組としては悪意が有りすぎますからね、ケケケ。

ケントギルバートさんが、「日本のメディアは談合してる」と言い放っております。ケント氏いわく、テレビ局と新聞社が資本関係で繋がっているというのが問題だと指摘しております。でも、なぜか、独立しているはずのNHKにも、恣意的な報道の傾向がある。日本のメディアの体質なのかも。

昨日の池上彰さんの番組では、こんなワンシーンがございました。番組の出演者が池上さんに「池上さんは、どう思うのですか?」と質問。すると池上さん、こんな答えを返しました。

「私が『こう思っている』と言うと、それを盲信する人が出てくる。でも、それは一番危険なことなのです。私は考える材料を与えるだけ。それを見て、自分の頭で考えるという事、今の日本人にはそれが必要なんです。」

池上さんも、今のメディアの偏重報道を苦々しく思っているのでしょうか? そして、盲信しやすい今の日本人に、危機感を覚えているのでしょうか? 「一番危険なこと」という語がつい口から出たところに、池上彰さんの本意が垣間見えたような気がいたしました。

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2017/08/03

【若い頃の出会いが重要なのは、人間も機械も同じようで】

今日はですね、「AI(エーアイ)」、人工知能のお話。それにまつわる、ある映画もご紹介いたします。

ちょっと前に、Googleの人工知能がナチス礼賛を連呼し初め、慌てて人間様が人工知能を止めるというニュースがございました。これは、経験値を上げるために、一般の人(人間)との会話を許していたのが原因でございました。悪意の有る友人が、いらんことを吹き込んだようでございます。

先月のニュースでは、フェイスブックの二つの人工知能が、突如、人間には分からない機械独自の言語で会話をし始めたとのこと。この場合も、やはり経験値を上げるために二つの人工知能で会話をさせていたところ、独自のコミュニケーション方法を自分たちで開発してしまったらしいのでございます。

経験値を上げるために人工知能どうしで対戦させるというのは、チェスや将棋の人工知能でも、よくやる事でございます。そして、人工知能どうしのコミュニケーションから、人間の思いも寄らぬ奇手が生まれたりするのでございます。その奇手が、国家間の国防に及んだらどうなるか? というのが、これからご紹介する映画でございます。

『地球爆破作戦』(Colossus: The Forbin Project)

170804_colossus1970年のアメリカ映画でございます。内容は、アメリカが、国防システムを優秀な人工知能に任せてしまうというお話。すると、ソビエトでも同様の人工知能が稼働していることが発覚し、その内、アメリカとソビエトの人工知能が「対話」をするようになる。自我を持ち、暴走を始めた人工知能”たち”が下した判断とは...結末は書きませんよ、安心して下さいませませ。

人工知能の暴走は、SFでは定番のストーリーでございます。が、それが実際に起きる時代になったのですよねぇ。Googleの例は、悪友に染められたから。フェイスブックの場合は、共感する者どうしが傷をなめあっていたから。フ~ム、人間の世界と同じでございますねぇ...

人間社会でも、若い頃の経験や出会った人によって、自分のの価値観が決まってしまうようなところもございます。また、気の合う友との愚痴話も、それがストレス発散になればよろしいのですが、逆に「思い出したら腹が立ってきた」という逆効果の場合も有るようで。

ですので、人工知能のような暴走を”人間様が”起こさないためには、広く色々な考えの人と接するべきであるし、また、共感する者どうしでの傷の舐め合いを避けるべきだとも思います。(唐突ですが)そこで思い出すのが、最近の横一線報道のバカマスコミ。

加計問題にしろ、どのマスコミも同じ報道。国会中継ではセンセーショナルな発言がいくつか有ったようですが、バカマスコミは取り上げない。恣意的な報道をあそこまで横一線に同調出来る日本のマスコミ、悪い意味で「筋金入り」。

ここで、ワタクシ、ある推測がございます。今の働き盛りの人達は、「イジメ問題」をくぐり抜けてきた世代。学校のイジメでは、「目立つ」ことや「孤立」するということは、自分が「標的」にされることにつながる。ですので、この世代には、「本意に関係なく周りに同調する処世術」が本能的に身についちゃってるのではないでしょうか?

他社と同じ内容で出しておけば、とりあえず、スクープや大当たりはないけれど、ひとり負けすることもない。そんな路線を、本能的に選んでないかなぁ。営業的には安全パイでしょうけど、ジャーナリズムとしてはどうかなぁ?

人工知能が暴走するように、人間も時と場合によっては暴走いたします。韓国の大統領弾劾でのデモ騒ぎ、イラク戦争での「大量破壊兵器疑惑」等等等。人工知能はスイッチを切ればいいですが、人間様にはスイッチが有りませんからねぇ。あぁ、くわばら、くわばら。

1年ほど前の記事ですが、「Googleが人工知能の非常停止ボタンの開発を進めている」というニュースがございました。驚くのは、「人工知能がそのボタンを無効化するのをいかに防ぐか」という内容も含まれていること。そのためには、人工知能を「騙す」ことが必要なのですが、すべての人工知能でそのボタンが有効に働いたわけでは無かったとのこと。あぁ、こちらも、くわばら、くわばら。

あぁ、ワタクシも、食欲を抑えるボタンとか、作れないかなぁ。作れないよね。長くなりましたので、ここらで失礼いたしましょう。最期までお付き合い、ありがとうございます。では、では。

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2017/08/01

【我慢が世界を救う、かも】

マシュマロ実験

スタンフォード大学の行った「マシュマロ実験」というものがございます。実験対象は何人かの4歳児。その4歳児を1人ずつ部屋に通し、椅子に座らせ、テーブルの上にはお皿に乗せたマシュマロが1つ置いてある。そして仕掛け人がこんな言葉を4歳児に発します。

「僕はちょっと用事が有って15分程出てくる。そのマシュマロはあげるけど、戻ってくるまで食べるのを我慢できたら、もうひとつマシュマロを上げよう。ただし、我慢できなかったら、ふたつ目は無しだよ」

実験結果。3分の2の子供は、マシュマロを触っている内に我慢できずに食べちゃった。3分の1の子は、他のことをやって気をそらし、我慢することが出来たそうでございます。さて、実験の真の目的はこのずっと後に有るのでございます。

この子達のその後10~15年後を、追跡調査したそうでございます。すると、我慢できた子は大学進学適性試験の点数で、2400点満点で平均210点高かったそうでございます。なんとも、スパンの長い実験でございます。

この実験は、以下のような仮説で締めくくっております。

「1つの誘惑に勝てるということは、あらゆる誘惑に対しても自制心が働きやすい。逆に、1つの誘惑に負ける人は、あらゆる誘惑に負ける」

ちょっと極端な仮説ですが、何となく当を得てるかなとも思うのでございます。この仮説を考えるに、じゃぁ、将来成績の良い子供に育てようとしたら、4歳児の頃からまず「我慢」を覚えさせることが”いの一番”だということですよね。でも、確かに、そんな4歳児がいたら、将来大成するように思えてくるのでございます。

我慢が命を救うかも

さて、この実験を見て、最近の「カジノ解禁」の話に結びついたのでございます。ギャンブル依存症を防ぐために何やらいろいろ策を講じているようですが、要は「本人が我慢できるかどうか」でございますよね。策を講じるよりも、小学校から「我慢」をカリキュラムに組み込むことが重要なんじゃないですか?

学校つながりで思い出したのが、自動車教習所。交通事故のほとんどは、「我慢」が出来ないから起こるのでございますよね。細々とした交通ルールが守れない。数分の赤信号が待てない。飲酒運転を自制できない。誘惑に弱い人ほど、事故を起こしやすい。

それでですね、教習所ではとにかく「我慢」を叩き込むのでございます。どうやって叩き込みましょうか? 練習コースの信号機は、赤信号が5分くらい続くとか(笑)。横断歩道では、ゆっくりゆっくりとお婆さん(のロボット)を渡らせるとか。受講者も、この「我慢」が無事故につながることを意識して受講すれば、効果はさらに大きいのでございます。

人気商売での我慢

ワタクシは、音楽・舞台・水商売・風俗と、人気商売を渡り歩いております。人気商売の世界でも、この「我慢」というか「自制」は重要な要因なのでございます。やはり、「我慢・自制」の出来る人は強いし、人気も出ることが多い。多分、スポーツも同じでしょうね。「我慢=ストイック」と置き換えられるのではないでしょうか。

ただ、ワタクシの経験では、人気商売やスポーツで結果を出す人は、「我慢」を我慢とは思っておりません。「投資」と考えております。我慢だと思うと苦痛ですよね。でも、自分への投資だと思い、ステップアップだと思うと、それが快楽に変わってくるのでございます。

人気商売で伸びる人とそうじゃない人の違いは、この「我慢を快楽に変換する思考」にあるのでございます。伸び悩む人というのは、ちょっとした投資が苦痛で出来ない。お金や労力を費やすことに、妙にハードルが高かったりするのでございます。「もったいない」「面倒くさい」が優先しちゃうのですよね。

我慢が人生を豊かにする
スタンフォード大学の実験から、「我慢」をキーポイントでお話してまいりました。我慢を苦痛と考えると、気持ちがすくんでしまう。でも、我慢を「自分への投資」と考えると、なんかワクワクしてきませんか。そして、その投資が、交通事故から身を守ったり、ギャンブル依存になるのを防いでくれたり、人気が出ることになったりするのですから。我慢も、あながち、捨てたものではないですよ。では、では。


■参考文献
 『図解モチベーション大百科』
  池田貴将/編著 サンクチュアリ出版
  ¥1400+税

170802_motivation

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