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2016/01/28

【いわんや悪人をや】

シロウトの政治家、クロウトの取り巻き(連中)

甘利大臣、なんかかわいそうでございましたね。あの方は、ある意味、政治家としては「シロウト」でございますからね。むしろ、回りの取り巻き連中が「たかりのクロウト」なんだと思いますよ。そういえば、猪瀬さんの時も、同じような感じでございました。あの場合も、どうもお金を送った方がクロウト。対応に四苦八苦して訳の分からない領収書まで出してしまった猪瀬さんは、どう見てもシロウト。一目瞭然でございます。

政治家のクロウトだったら、秘書のせいにして終わり。そして、その秘書は責任を感じて自殺するか、訳の分からない事故で死んじゃうのですよね。あるいは、政治家本人が「記憶にありません」を言い続けて煙(けむ)に巻いてしまったり。古くはロッキード事件、最近では耳に手を当てる政治家とかいらっしゃいましたよね。ああいう人達は、「政治家のクロウト」なんですよ。クロウトの政治家、クロウトの取り巻きが百鬼夜行する中にシロウトが飛び込んでいったら、そりゃ怪我をしますよ。

善プラス悪、イコール「良識」

以前、「良識」に関して言及したことがございます。「善」は良識なのでしょうか? 答えはYes。では、「悪」は? 悪も良識なのでございます。不思議に思われるかもしれませんが、良識というものは善も悪も包み込んでしまうような懐の大きなものでございます。そもそも、善も悪も、人間が作った概念。そして、「常識」「非常識」の例えのように「その時その時の多数派が“善”」ということも多いものでございます。今まで善だったものが、ある日から悪になってしまうということもあります。色即是空、空即是色。善も悪も同じもの。同じものを表と裏から見ているだけなのでございます。

では、その善と悪を包括する「良識」とは何でしょう。それは、「(その時点での)善と悪を区別し見極め、客観的に適度なさじ加減を行える能力」とでも言いましょうか。分かりにくいですよね。言い換えましょう。善を善、悪を悪と認識できていること、それが良識でございます。そして、その善と悪を、良いあんばいで使い分けられるのも、また良識。「酸いも甘いもかみ分ける」なんて言葉がありますが、すっぱいもの、甘いもの、その両方が必要であり、大事なのでございます。

甘利大臣の会見の姿からは、ワタクシは大臣の良識を感じましたけどねぇ。善と悪を分かりすぎているからこその、あの痛切な顔になるのだと思います。クロウトの政治家の方々は、ひょうひょうと「記憶にございません」を言えてしまいますので、そういう方々は善悪の区別が付かない良識のない方々なのでございましょう。良識のある政治家が資格を奪われ、良識のない政治家がノラリクラリとやり過ごす。ちょっと、やりきれない思いのする、甘利大臣の辞任でございました。

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