マザーカレーってのがあると、ちょうど良かったのにね
先日の1/22は、母親の命日でございました。ちょうど1年前のメールマガジン(10/02/04配信分)にも書きましたが、母親の命日にはいつもよりチョット豪華なものをお供えするのが毎年の恒例になっております。昨年はうな重をお供えしたのでございますが、はてさて、今年は何にするか。うな重を超えるものがあるのか? といった感じで思いを巡らせておりました。こういった考え事は、頭の中を空っぽにするのがよろしいのでございます。「何を食べたいのかなぁ?」とお伺いを立てた後、ボーと頭の中を真っ白にしておりますと、フッと閃(ひらめ)いてくる。そして、その心の声に素直に従うのでございます。
で、今回のお供えは「カレーライス」に決定! それも、ココイチ限定。さっそく近所のココイチまで出向きまして、テイクアウトしてきたのでございます。まぁ、メニューは何でもいいのですが、ここは期間限定品の「グランドマザーカレー」を注文。いそいそと帰りまして、さっそくお供えでございます。あ、たまたまワタクシがカレーを食べたかったのだろうと思ってませんか? いや、確かにカレーは好きですよ。でも、それでカレーになったわけではございません。実は、ココイチのカレーには、それなりの思い出があるのでございます。
お店を始めて2〜3年目の一番大変な時期、ワタクシはほとんど毎日お店に泊まり込んでおりました。母親は数キロ離れた自宅で一人で生活。それで、週に1回ぐらいの割合で、お店が終了した後に待ち合わせをして、ココイチのカレーを食べに行っておりました。カレーを食べた後は、母親を風呂に入れて、体と頭を洗ってやるのでございます。晩年の母親は左手が不自由だったので、体が十分に洗えなかったのでございますよね。そんな、カレーとお風呂のワンセットの恒例行事が、毎週続いた時期がございました。
晩年の母親は、本当に小食でございました。せっかくココイチへ行っても、ひと皿の3分の1ほどを食べると、「食べて」と言ってワタクシの方へ皿を差し出したものでございました。結局、いつもワタクシはひと皿と3分の2のカレーを食べることに。「せっかく連れてきたのに、なんで食べないんだ」と思ったこともございました。でも、今、自分が年齢を重ねてくると、母親と同じように食が細ってきたのでございます。親子なんですよねぇ。食は細いのにちっとも痩せないところも、まったく母親と同じ(アハハ)。なんか、おなかの形も晩年の母親の形に似てきたような気がします。あ、ダイエットが進まない理由を母親のせいにしちゃってるかな?
母親と一緒に食事に行った思い出といえば、「レストラン不二家」のエピソードがございます(2007/01/22配信分)。そのエピソードでは、「ワタクシはいつも豪華なメニューを注文するのに、母親は必ずパンケーキしか頼まない。母親はワタクシと一緒に食事をするだけで、すでにおなかがいっぱいだった」と記しております。この回の配信は、実はかなりの反響をいただきました。当時、まだまだ食い盛り(笑)だったワタクシにとっては、母親の小食を、そのような心情的なものだとばかり思い込んでおりました。しかし、多分食べたくても食べられなかったのでございましょうねぇ。それでも、ワタクシと一緒に行動できるのが嬉しくて、街中まで出かけたのでございましょう。
さて、今年の母親の命日は、こんないろいろなことを思い出した一日でございました。さて、来年は何をお供えすることになるのか? 1年後を、こうご期待なのでございます。
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