♪ヤミにか~くれて生きるッ、俺たちゃで〜んきゅ〜売人なのさッ
かわいらしい容器に入ったお菓子を見つけましたので、さっそく購入して、その容器を利用して自作のライトを作ってみました。東急ハンズで、電球、ソケット、コード、紙やすりを購入して総額¥1200ほど。紙やすりは何に使ったかと申しますと、ガラス瓶の周りをこすって“すりガラス”にするのでございます。透明なガラス瓶はいかにも“昔の裸電球”を想像させてしまい、安っぽくなってしまうのでございますね。ちょっと(と言っても小一時間かかりましたが)擦って“すりガラス”にすると、あら、まぁ、なんということでしょう、そこはかとない高級感が醸し出されてくるのでございます。
こんな工作は日曜大工レベルでございますが、ワタクシは学生時代にある貧乏劇団に入っておりまして、そこで電気の知識はいろいろ身につけております。いやぁ、貧乏劇団というところは何でも自分たちでやらなければいけませんので、電気の知識どころが、大工仕事、ミシンや裁縫、塗装、印刷といった様々な知識が身につくのでございます。当時身につけた知識のほとんどが、今のお店のセッティングに役立っておりますので、人生、何が役に立つか分からないものでございます。
その劇団で身につけた技術で、「照明のノウハウ」がございます。舞台に“時間”や“奥行き”、“暑さ”、“寒さ”、“エロチック”などを、照明の強度とカラーフィルターの色で表現できるのでございますね。このノウハウが、ワタクシのお店では大活躍しております。よく観察いたしますと、お店のいたるところに舞台照明用のカラーフィルターが使われているのに気がつくはずでございます。お部屋全体の明るさ、照明の色、スポット照明の位置や明るさ、そんなところにワタクシの得たノウハウを使用しております。まぁ、センスが良いか悪いかは別でございますけどね(笑)。
そうそう、「昔の裸電球」と書きましたが、昔の電球は明るさをかせぐために、電球のガラスが透明でございました。最近の電球はもはや明るさをかせぐ必要はなく、ソフトな感じを出すためにすりガラス様になっております。その「最近の電球」も、すでに大手メーカーは生産を打ち切り、蛍光灯型電球やLED電球にシフトしております。当店のようなサービス業では、「調光」という明るさを無段階に調整する機械を多用しておりますので、調光の難しい蛍光灯型電球やLED電球はあまりありがたくないのですけどね。
透明なガラスを使用した電球は陰影をはっきり出すことが出来ますので、一部の照明機器では必須なアイテムとなっております。そんなものも、なくなってしまうのでしょうか? いや、きっと、どうしても必要な人向けに、裏社会を「ヤミ電球」なるものがはびこるはずでございます。明るく照らす電球に“ヤミ”とは、ちょっと不思議な語感でございます。繁華街の薄暗い闇の中で、ヤミ電球のやりとりがなされるのも、時間の問題ではないでしょうか(個人の妄想です)。
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