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2010/03/03

人間関係にも、危機管理能力が問われたりいたします

 いや〜、世界中が大変なのでございます。ハイチ地震といい、今回のチリ地震といい、大災害が連続するのでございます。このような災害時には迅速な救助活動が望まれるのでございますが、なかなかうまくいきませんねぇ。現地では略奪なども起きておりますし。こんなとき思い出すのは、そう、国際救助隊「サンダーバード」でございます。

 あのサンダーバードの救助システムは、実に理にかなっております。まず高速なサンダーバード1号が迅速に現場に駆けつけ、現場の状況判断。そして、サンダーバード2号が相応した救助機器を積載して現場に追いついた頃には、救助計画が整っているということに。これを実際の災害で実現しようとすると、大型ヘリコプターなどの軍隊並みの機動力が要求されるわけでございます。そして略奪騒ぎなどの鎮圧をしようとすると、やはりこれにも武装した軍隊のような人たちが...ということで結論!大災害には軍隊が必要不可欠なのでございます。

 そこで、あの国際救助隊「サンダーバード」のような組織を、国連主導か何かでで作れないでしょうかねぇ。別に、南の島に秘密基地を作る必要はございません。軍隊を持つ各国がそれぞれ機材を持ち寄って、何か大災害が起きれば最寄りの国がその機材を導入する、その取り決めだけをすればいいのでございます。この取り決めを、世界規模で行う。世界のどこで災害が起こっても、その最寄りの国が助けに行くのでございます。

 でもこんな時、「たとえ災害救助といえども自国の上空を他国の軍隊が通過するのは認めん」なんて言い出す国が、必ず出てくるものでございますよね。そこで、災害が起きる‘前’にあらゆるシミュレーションを行い、そのような問題を調整しておく必要がございます。どこで災害が起きたら、どの国が、どのルートを通って、何を運ぶか。情報はどこへ集めるか、どこに対策本部を置き、誰が主導権を撮るか。有らん限りの可能性を予測し、マニュアル化しておくのでございます。ことわざの「備えあれば憂いなし」とは、よく言ったものでございます。

 災害時には「情報をいかにコントロールするか」という事が重要でございます。情報が錯綜すると、現場も大混乱するのでございます。そんな情報収集には、災害地に群がるマスコミの取材陣が効果的に利用可能。「災害時にはスクープを認めない」、これでございます。マスコミの取材結果はすべて強制的に対策本部に集める。そして、全てをとりまとめ、国際映像として全マスコミに同じ映像を提供する。オリンピックやF1グランプリの国際映像の要領でございますね。だいだい、大災害が起きると全てのヘリコプターが「いちばん派手な現場」に集中し、同じ現場に何台もひしめき合っている。こんなことは、全く、無駄、無駄、無駄! 何機も動かせるヘリコプターがあるのですから、災害地をまんべんなく、効率的に取材させればいいのでございます。

 どこかで大災害が起きたとき、起きてから「さぁ、我が国はどう対処するのか」なんて話し合っているから初動が遅れるのでございます。だからこその「起きる前の取り決め」。政治的な思惑や、歴史的な因縁がたとえ有ったとしても、「まず取り決め有りき」であれば、躊躇なく動けるはずでございます。そして、普段からの「助けたり、助けられたり」という国際的な関係が、国際紛争を未然に防ぐかもや知れません。あぁ、人間関係も同じでございますね。普段からうまくいっている人とは、たとえトラブってもお互いに許容範囲が広い。ところが、うまくいっていない人同士だと、ほんの些細な事が大事件につながる。人と人との交わりでも、大きな衝突が起きる前に、あらかじめ小さな取り決めをしておくというのは、有効かも知れませんよ。

ではでは...

↓ワタクシが国際救助隊で活躍していた頃の勇姿でございます。
Kokusaikyujotai

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