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2009/04/25

世の中は、エコ、エコと騒いでいるけれど...

 今回は、新聞の記事から拾い読みでございます。なんだか、「エコ大賞」を受賞した日立の冷蔵庫が実際にはエコではなかったとのこと。パンフレットのうたい文句ほどにはリサイクル材料が使われていなかったと騒がれております。巷ではリサイクル、リサイクルと騒いでおりますが、必ずしも「リサイクル=エコ」とならないことに、巷のみなさんは気づいていらっしゃるのでしょうかねぇ。多くの手間と熱量を必要とするリサイクル行程よりも、原料から新品を作ってしまった方がエコな物って、意外と有ったりするのでございます。

 ガラス瓶などはその良い例で、回収して洗浄・殺菌して再利用すると、新品よりも高価になっちゃうのでございます。また、溶かして別のガラス製品に作り替えようとしても、色や不純物の関係で、もはやガラス瓶としては使えないのでございます。そうそう、年賀状の含有率詐称で話題になった「再生紙」も、ガラス瓶と同様のことが言えるのでございます。粗悪なイメージがある再生紙というものは、その品質とは裏腹に、実は新品の紙以上にコストも手間暇もかかった紙なのでございます。

 そういった世の中のエコ感情と、実際の現場の事情との隔たり、現場の人間はもっと声を大にして言ってもいいと思いますよ。エコって言えば善人のように思われる。エコって書いておけば、優秀な電化製品のように宣伝出来る。「エコ」という“いかにも善良そうな言葉”が一人歩きして、その上っ面のイメージだけが利用されることが多いようにも感じられます。「エコ、エコ」って軽々しく使われていたら、「おまえ、『エコ』って言葉、使いたいだけちゃうんか?」と突っ込んであげて下さいませ。

 そういえば、戻ってきた料理の使い回しで物議を醸し出した「船場吉兆」。あれだって、再利用していたんだから、立派なエコでしょ。日本中の最高級な食材、漁師さんでも口に出来ないような高級な食材を尽くした最高級の料理を、惜しげもなく、手もつけずに残していくバカ客が大勢いたとのことです。船場吉兆を利用していた日本の官僚の皆さん方だそうでございます。

 そんなバカ客には使い回しの食材で結構でございます。世の中は船場吉兆に謝罪しろと詰め寄ったけれど、じゃぁ、最高級の料理に手もつけずに残したバカ客は、吉兆の料理人に謝罪するのか? 吉兆のあの女将さん、記者会見で腹話術みたいなことをやっちゃったけど、いっそ腹すえて、そういったバカ客のことをぶちまけてやれば良かったんですよ。エコとかシーオーツーとか気にしている「お偉いさん」の方々が、いちばん反エコなことをしているのでございますから。

 さて話は飛んで、三重県のJR名松線。営業終了後、ちょっと目を離したすきに、下り勾配を車両が勝手に動き出し、無人・無灯のままで10キロメートルも走行させてしまったそうでございます。危険だとか、職務怠慢だとか騒がれておりますが、動力を使わずに10キロも走行したのなら、それこそエコでございます。冷蔵庫から剥奪されたエコ大賞を、この幽霊電車に与えるべきでございます。

 この幽霊電車事件、不祥事と報道されておりますが、ワタクシなら、この幽霊電車でツアーとか組んじゃいますね。暗闇の中を音も立てずに走る不気味な幽霊電車、運転席は無人で、車内も真っ暗、深夜の田舎をゆっくりと走るのでございます。もちろん、スタッフを路線の随所に配置しておく必要はございますが、そのスタッフには妖怪のコスチュームを着せておくのでございます。窓の外にときおり見える人影が、砂かけばばあだったり、こなきじじいだったりするのでございます。終点ではどんなイベントを用意しておけばいいでしょうかねぇ。終点にボロ小屋を建てて、その小屋で一泊なんてのはどうでしょうかねぇ。「世界の車窓から、三重名松線、幽霊電車の旅」なんて番組が出来るかもしれませんよ。

 さて、本日のおやつはコンビニで購入した葛餅。パッケージには「吉野本葛」なんて書かれておりますが、吉野の本葛粉は、トッテモ、トッテモ高価でございますよ。まぁ、入ってなければ「広告に偽りあり」になっちゃいますから、チョコットは入っているのでしょうねぇ。それに、ワタクシ、吉野の本葛で作った葛餅というものを食べたことがございません。ですから、コンビニの葛餅が何で出来ていても、判断できないのでございます。ハッ、そうか! 詐称とか詐欺とかって、気づかなければ永遠に幸せになれるものなのでございますね。相手を完璧に騙しきるというのも、ひとつの愛の形のようでございます。

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