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2009/04/27

愛情飽和度100パーセントの人生

 まず、最初にことわっておきますよ。今回は、非常に不謹慎で軽率なお話をいたします。不謹慎で軽率なお話をするとワザワザことわっているので、ワタクシは責任を取ったりいたしません。ですから本日は、不謹慎で軽率で無責任なお話でございます。

 小さな子供の臓器移植が、国外では出来なくなるそうでございます。これってね、「○○ちゃんを助けましょう」とか言って募金を集め、小さな子供が臓器移植を受けるためにアメリカまで行ったりとか、そういうのが出来なくなるのでございますよね。それで、この募金をまねて、架空の病気で募金を騙し集める「死ぬ死ぬ詐欺」なんてのも起きたりしております。さあ、不謹慎なことを言いますよ。あのね、子供ってのは、特に小さな子供ってのは、簡単に死んじゃうものなのでございます。重病を抱えて生まれてくる子供というものは、家電製品でいえば初期不良品。初期不良ならば、交換すればいいのでございます(ア〜ァ、言っちゃった)。

 小さな子供が死ぬということは、確かに悲しいことでしょう。でも、それってね、悲しい、悲しいと大騒ぎしているのは大人側でしょ。大人が「子供を失うのが悲しい」と言って、騒いでいるのでしょ。死ぬことが恐い・悲しいと思うのは、大人になって多くの煩悩を抱えているからでございます。小さな子供ほど「生への本能」で生きております。大人が持つ「生への執着」が、小さな子供にどれだけあるでしょうか? 募金という形で多くの人の手を煩わせ、小さな体に大手術という負担を負わせ、そして時として不幸な結果に終わり、家族は莫大な借金を抱えていくことになる。これを、大人のエゴではないと、言い切れますか?

 長く生きたから幸せなのですか? 生まれてすぐ死んだ子供は不幸ですか? 生まれて、たった数年の命しか与えられなかった命でも、その数年の間中、すばらしい愛に抱かれていたのなら、その数年間は愛情度100パーセントの人生でございます。一生のすべてが100パーセントの愛情で満たされているなんて、なんてすてきな人生だとは思いませんか? 愛情飽和度100パーセントの人生、すてきでしょ。

 発展途上の国ほど、多産多死型の人工分布になります。小さな子供が簡単に死んでしまうから、母親は犬のようにポンポンと子供を産むからでございます。本来死んでしまったであろう小さな命を、医学の力で救う、それもひとつのあり方でございましょう。でもね、先ほど「初期不良」と不謹慎なことを申し上げましたが、短い命はそれを運命として受け入れ、また新たな生命を育もう、そういった考え方も有ると思うのでございます。小さな命を救うという体制もたしかに必要でしょう。それと同時に、より少ない負担で新しい命を育んでいける、そんな「多産型」へ向かう世の中の体制というものも、重要だと思いますよ。

 最後にちょっと付け加え。欧米諸国のセレブと呼ばれる人たちには、「愛情に恵まれない子供を養子として受け入れるのが、ひとつのステイタスである」といった考えがございます。ですから、白人の家庭が、恵まれないアフリカ系やアジア系の子供を養子として迎えているケースが多く存在したりいたします。また最近は、代理出産という形で生まれてくる赤ん坊のケースも、ときどき耳にいたします。日本語に「血縁」という言葉がございますが、親子の関係というものを、血のつながりとか肌の色とかで語ってはいけない時代になってきているような気がいたします。

 では、次回をお楽しみに、名古屋薫でございました。

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