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2006/10/20

給食費ぐらい払おうよ

先ほどTVを見ておりましたら、なんだか最近は、「子供の給食費を払わない親が増えてきている」とのことでございます。「義務教育なんだからお金を払う必要はない」という理屈(屁理屈?)だそうでございます。そういえばワタクシ、いつぞや、「給食費を払っているのだから、給食で『いただきます』を言うのはおかしい」と言う人達をテーマにしてメールマガジンを書いたことがございました。お金を払っているからどうとか、お金を払いたくないから屁理屈をこねるとか、まったく世知辛(せちがら)い人が増えたものでございます。

もし、「子供の給食費を払う必要なんか無い」って思う人がいたら、想像してみて下さい。給食費を払わないことで、その子供が学校でどんな惨めな思いをするか。1ヶ月数千円の給食費にこだわって、自分の子供に辛い思いをさせるって、それ、親として間違っていません? 払うべきお金かどうかという理屈以前に、子供の気持ちを全然考えてないでしょ。まず自分の子供に惨めな思いをさせない、ひもじい思いをさせない、そう思うのが親心ではありませんか?

ワタクシの家庭は母子家庭でしたので、生活保護を受ける十分な資格を持っておりました。しかし、ワタクシが小学校の高学年になるまで、ワタクシの母親は生活保護を申請しませんでした。役所の人や担任の先生が何度もワタクシの母親に、「生活保護が受けられますよ」と勧めましたが、頑(がん)として断り続けたのでございます。なぜだと思いますか? 当時はまだ、「生活保護を受けるというのは恥ずかしいこと」という風潮があったからでございます。

特に給食費を払うときには、生活保護を受けているとその金額が明らかに他の子と違います。給食費の違いから小学生がすぐ生活保護を連想するとは思えませんが、何かの拍子にワタクシが恥ずかしい思いをするのを恐れたのでございましょう。ワタクシの母親は、かたくなに生活保護を申請しなかったのでございます。結局、ワタクシが小学校の高学年のときに生活保護を受けることになるのでございますが、それもワタクシ自身が母親を説得してのことでございます。まったく頑固一徹な母親でございました。

以前、「息子と一緒になってはしゃいでいる亀田興毅の父親は、親失格だ」と書かせていただきました。子供に対する歪んだ愛情のため、間違った愛情表現をしてしまう親が増えているようでございます。ワタクシのようなキンタマ抜いちゃった人間が言うのも生意気ですが、子供の傘になり、子供の盾になる、それが親の務めではございませんか? わずかばかりの給食費をケチって、「してやった」と思っているのでございましょうか? むしろ給食費を余分に払って、「もっと栄養のあるメニューに変えなさい!」と言えるぐらいの親であって欲しいと思うのでございます。

ワタクシは舞台を目指す人には、次のようにアドバイスしております。

「技術や理屈がお客に伝わるんじゃない。
 舞台に立ち向かうときのあなたの息づかいがお客に伝わるんだよ」
と。

読者の方々の中にも、子供さんをお持ちの親御さんが大勢いらっしゃると思います。子供であるからこそその感性には鋭いものがございまして、口でどんな屁理屈をこねようとも、子供は親の底意地を厳しく読み取ってくるものでございます(自分がそうでございましたからね)。いわば、親は舞台に立った芸人で、子供は観客でございます。子供は親の息づかいを手厳しく読み透かしてまいります(観客が舞台を批判するようにね)。

もし、(この給食費の未払いの件のように)わずかばかりの損得勘定で屁理屈をこねたりとか、あるいは、些細なことで学校にねじ込んだりするとか、そんなことをする親御さんが読者の中にいらっしゃったとしたら、どうか、そんな姿をあなたの子供さんがどんな気持ちで見つめているか、それを考えてみてください。子供の成長を願って、あえて子供に辛い思いをさせることも有るでしょう。しかし、親の自己中心的な考え方のために、子供が辛い思いをするとしたら、それは、親失格でございます。

キンタマのない人間が、いろいろ生意気なことを申しあげました。ニュースの中の「給食費」という言葉で、ワタクシの心の中の何かのスイッチが入ってしまったようでございますね。ではでは、次回をお楽しみに、なのでございます。

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