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2006/10/15

出生の秘密は命がけ

 「娘のためなら身を捨ててもいいという気持ちだった」
 (子宮を失った娘の代理出産をした50歳代の実母の言葉)
ワタクシは4才のころ、「腎盂炎(じんうえん)」という病をわずらい、10ヶ月も入院生活を送っておりました。そのときワタクシの母は、「もしものときは私の腎臓をあげるからね」と、何度も何度もワタクシに言ったものでございました。自らの命をかけてでもわが子を救おうとする、それが母親の心というものでございます。

子宮を失った娘の代わりに、命をかけてまで代理出産をしようとする母親の気持ち。母親の愛は偉大でございます。世の中には、今回のルール違反(代理出産)を非難する声もございます。あるいは、生まれてきた子の奇異な境遇を勝手に心配するお節介な人もいます。

出生率が低下しております。「子供はいらない」という夫婦が増えているのでございます。あるいは、ワタクシのようにタマタマを抜いちゃって、自ら子供を産ませられないからだにしてしまう人達がいます。人口が減りつつある最近のご時世に、「命をかけてまで出産する」という行為は貴重でございます。

「自分は誰にも必要とされてない」。そういった孤立感で苦しむ現代社会人が大勢います。自分の存在意義を見出しにくい世の中にあって、命がけで自分を必要としてくれた人がいるという喜び。生まれてきた赤ん坊が、将来、自らの出生の秘密を知ったとき、どうか、その母親の、そして祖母の、命がけの愛情を受け止めて欲しいものでございます。

母親にとって、出産はいつでも「命がけ」なのでございます。もし、「自分は誰にも必要とされてないのかもしれない」なんて思っている人がいたら、どうか、あなたの母親が命がけであなたを出産したことを思い出してください。必要とされずに生まれてきた命なんて、ひとつもないのでございます。

今回の代理出産で生まれてきた子供さん、どうか健やかに育って欲しいですね。

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