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2004/04/16

よい子はここで遊ばない

「よい子はここで遊ばない」…全国津々浦々、危険と思(おぼ)しき場所には、もれなく書き記してある名文句でございます。じゃあ悪い子なら遊んでもいいのか?ワタクシなどは幼少の頃トッテモ悪い子でございましたから、工事現場の資材置き場に秘密基地を作って生き埋めになりかけたり、あるいは川岸のぬかるみを走り抜けようとして腰まで浸かり、ムツゴロウを疑似体験しながら岸まではい上がったりしたものでございます。やっぱり悪い子も遊ばない方がいいのでございます。

えてして、先ほどの名文句が書かれてあるような場所で、小さな子供の死亡につながるような事故が起きたりするのでございます。危険な場所には、子供の好奇心を引きつける魔力があるのでございます。「危険だから遊んでみたい」、そういった子供心にとって「よいこはここで遊ばない」の名文句は、格好の誘引剤になってしまうのかも知れません。

さて本題は、ここ一週間ほど新聞・TVを賑わせた、イラクでの拉致事件に関してでございます。まずは、拉致された方々が解放されたとのこと。とりあえず、めでたいのでございます。でも、良かった良かったと手放しで喜んではいられないのでございます。こんな事件の最中、危険地帯へ無理な取材に行って、さらに騒ぎを大きくさせたアフォなジャーナリストがいたりするからでございます。

実は、最初の拉致された三人も、日本政府が「よい子はイラクで遊ばない」と言っているにもかかわらず、イラクへ入国した方々でございました。ですから、あのお三人は「悪い子」なのでございます。じゃあ、悪い子なら見殺しにしてもいいか? そんな訳にはいきませんよね。そんな事情もございまして、この一週間、日本中が揺れ動いたのでございます。

「小さな親切大きなお世話」なんていう名文句もございます。自分の物差しで考えた人助けも、他人の物差しではその思いが伝わらなかったりするものでございます。ましてや今回の場合、微妙な国際感情が絡んでおります。この事件が悲惨な結末を迎えなかったのは、きわめて幸運なのかもしれないのでございます。

願わくば、あの三人のボランティア精神が、「あえて危険なところで遊びたがる子供心」のような自己満足的な動機でのイラク入国ではなかったことを、祈るのでございます。だって、そんな動機で危険地帯に入っていき、大勢の方に迷惑を掛けたのだとしたら、そんなの単なる「トラブルメーカー」なのでございます。

(以下はワタクシの理想主義から来る“白昼夢”でございます。まぁ、ワタクシの夢にお付き合いのほどを)

で、いろいろ物議を醸し出している自衛隊の派兵でございますが、武器を持って行くからもめる原因になるのでございます。自衛隊も、風災害時の駆り出しのようにスコップをもっていけばいいのでございます。実際に、今イラクで必要なのは、銃や戦闘服ではなくスコップやブルドーザーのはずなのでございます。

また、必要なものは出来る限り「現地調達」。つまり持って行くのはお金だけ。衣類も食料品も、現地で買い、現地の人と同じものを着たり食べたりするべきでございます。コックなども現地の人を雇うのがいいかも知れません。住むところも現地の大工さん(?)に作ってもらうのがよろしいかも。そうすれば、自衛隊が引き上げるときには、現地の人達がそのまま住めるでしょ。

金持ちの日本が、今、あの国に出来る援助は「現金を落とすこと」そして「仕事を与えること」ではないでしょうか? でも、乞食にものを恵むように現金を渡すということは、プライドの高いあの国の方々を傷つけてしまいます。買い物をしたり、仕事を頼んだりすれば、少なくとも自衛隊が派遣された地域ぐらいは、経済的に少し潤うのではないでしょうか?

そして、現地の人達と同じ生活をするということは、その人たちを理解することなのでございます。自分たちの派兵の意味を現地の人に理解して貰いたいのならば、まず自分たちが現地の人達のことを理解しようと努力するべきでございます。もし逆に、日本が好きだという外国人が自分の家に来て、土足で畳の上に上がろうとしたら、「おまえホントニ日本好きなんかい?」と問いただしたくなるでしょ。戦闘服で他国に入るということは、その現地の人にとっては土足で上がられたのと同じでございます。

あぁ、またグダグダと実現しそうもない“夢”を書き並べてしまったのでございます。実際には複雑な事情が絡み合っておりまして、こんな簡単ではないのでございます。しかし、もともと反日感情の少ない国でございますから、こういった形での援助も夢ではないかも、なんて思ってはいるのでございますけどね。

というわけで、大きな事件がありましたので、二週続けて戦争がらみの話題となってしまいました。次回は、ガラッとくだけた話題でお茶を濁す、いえいえ、楽しんで頂く予定でござます。

毎回長文になってしまいますが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。では次回をお楽しみに。生き埋めやムツゴロウ状態から生還した、悪運の強い名古屋薫でございました。

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